漢方的食養生で大切なこととは？【漢方的食養生】
今日はみんな大好き「スイーツ」について
春は意外とスイーツを食べる機会が多い時期ですよね。
2月はバレンタイン、3月にはホワイトデーがありますし、暮れのお歳暮でもらったお菓子がまだ残っている、なんて方もいらっしゃると思います。
また、3月の年度末、4月の年度初めには挨拶の手土産でお菓子をいただくことも少なくありません。
そんなスイーツですが、当然食べ過ぎは体によくありません。
漢方的な食養生とスイーツ
漢方的な食養生の基本は「甘いもの、味の濃いもの、脂っこいものを避ける」こと。
残念ながら、スイーツはこの3つがすべて揃っているものが多いですよね。しかし、スイーツには良いところもたくさんあります。
美味しい甘さで僕たちを癒やしてくれるスイーツは、心とカラダへのご褒美系の食べ物とも言えるでしょう。
週に1回、月に数回程度、美味しいスイーツを楽しむことは心の健康にもつながります。それくらいの頻度であれば、スイーツを楽しめるカラダでいたいですよね。
スイーツは優れたエネルギー源
スイーツは心の栄養剤であるだけでなく、栄養価的にも非常に優れた食品です。
例えば、ケーキやプリンなどの洋菓子は、生クリームや卵を多く使用するため、タンパク質や脂質が豊富です。
また、小麦粉や砂糖類によって、カラダの大切なエネルギー源である糖質も補給できます。
つまり、
脂質
糖質
タンパク質
いわゆる三大栄養素を一気にチャージできるのです。
さらに、フルーツが入ったケーキなどはビタミンや食物繊維も摂取できるので、よりカラダにとってプラスになります。
忙しいときのエネルギー補給として、少量のスイーツを取り入れるのは、効率的な栄養補給方法の一つとも言えるでしょう。
食べ方次第でスイーツはカラダの力に
お菓子やスイーツは体に悪いイメージがありますが、使い方次第で非常にカラダにとってプラスになります。
例えば、
登山で遭難したとき → チョコレートやクッキーは最高の栄養補給源
災害時 → クッキーや甘いお菓子が緊急のエネルギー源
災害時の緊急食といえば乾パンが定番ですが、最近はクッキーなどのスイーツも活用されています。
また、意外に思われるかもしれませんが、ポテトチップスも炭水化物が豊富で、漢方では元気を補う「補気」の働きがある食品とされています。
例えば、長距離の自転車競技をしている漢方界の先輩が、ロングライドの際にコンビニでポテチを買ってエネルギー補給をしている、という話も聞きました。
要するに、スイーツも食べ方次第なのです。
スイーツはいつ食べるのがおすすめ？
「何を食べるか？」も大事ですが、「どう食べるか？」も大事。
スイーツを食べる時間については諸説ありますが、僕は「朝＆昼」が良いと思います。
朝スイーツのメリット
1日のスタート時に糖質を補給することで、脳のエネルギー不足を防ぐ
筋肉のエネルギー源である糖質・ブドウ糖を補給できる
食が細い人でも、プリンやクッキーなど少量なら食べやすい
昼・午後のスイーツのメリット
昼食後の眠気対策
午後の疲れをリフレッシュ
思考力の低下を防ぐ
特に、仕事や勉強中にだるさや眠気を感じる人は、午後3時のおやつタイムに適量のスイーツを取り入れることで、糖分補給ができ、疲労回復につながります。
まとめ
決して「スイーツをどんどん食べよう！」と言いたいわけではありません。
貰い物のスイーツがたくさんある方も、上手にカラダの栄養にするために、食べるタイミングや量を工夫すると良いでしょう。
せっかくのスイーツなので、美味しく、健康的に、楽しくいただきましょうね。
☆基礎から学ぶ〜漢方的食養生セミナー開催！☆
3月5日（水）19時30分より1時間半の予定で食養生のオンラインセミナーを開催します〜お申し込み、セミナーの詳しい内容はリンクよりnoteを御覧ください〜（参加申込もnoteよりお願いいたします）
https://note.com/sawataya/n/n945f320f971a
◆noteのご自愛コラム・X（Twitter）＆Instagramなどの各種コンテツはこちらから↓https://lit.link/kotahayakawa
Voicyでは限定版もほぼ毎日配信しております。Podcastでの配信と合わせてぜひVoicyもお聞きください。
【コータの漢方RADIO〜Voicy版はこちらから】
https://r.voicy.jp/YQm4Q8pb92W
『コータの漢方RADIO 【How to enjoy your life】』がVOICY OF THE YEAR 2024 に選出されました！
◇早川コータのさわたや薬房公式LINE
番組へのメッセージ＆各種お問い合わせもLINEでお気軽に日本全国どこからでも漢方相談していただけます。
お薬不要のカウンセリングだけも受付中です。お気軽にお問い合わせください。カウンセリング
http://line.naver.jp/ti/p/@sawataya
