月経期・卵胞期・排卵期・黄体期〜4つの月経周期ごとの生活養生とは?
シリーズで月経リズムに合わせたご自愛の方法についてお届けをしております。
ホルモンバランスが変化する月経リズムに左右されない体調は
毎月の月経はもちろん
妊娠、出産、プレ更年期、そして更年期のときでも心やカラダに大きな変化なく、元気に楽しく過ごすためにもとっても大切なことなんです。
そのためには月経期、卵胞期、排卵期、黄体期、それぞれの月経リズムに合わせたご自愛が大切、ということでお届けをしております。
今回のシリーズですが、できるだけわかりやすく月経の状態ごとにカラダがどんな状態になっていて、どんなことに気をつけたほうが良いのか?
また、初回では月経の仕組みの話もちょっと触れているので、プレ更年期や更年期の方はもちろんですが、これから初潮をむかえる年代、小学校高学年ぐらいから中学生ぐらいの女性にもぜひ
カラダにどんなことが起っているのか?
ということを理解するってとっても大切なことだと思いますので、ぜひその年代のお子様たちにもご覧いただけたらうれしいです。さて、改めてですが初回はなぜ月経周期に合わせて生活することが大切なのか?と言うお話をお届けしました。
そして前回は子宮内膜を経血として体の外に出す時期「月経期」の過ごし方と
月経後半から排卵までの期間で、卵を育ててその後の子宮内膜の状態にも大きく影響する「排卵期」の過ごし方についてお届けしました。
今回はその続き、まずは排卵期についてお届けしたいと思います。
【ホルモンの数値が大きく変化する時期「排卵期」】
まず今回お伝えするのは排卵と排卵後のカラダの調節をする
排卵期
原始卵胞から考えると約6ヶ月ほどかけて(諸説あります)成長した卵子、卵を排卵をするのと同時に
妊娠しやすいカラダにするために、子宮内膜が一気に厚くなるので元気も血液も大量に必要になってくる時期です。
排卵前の時期、卵胞期に調子が良いからとあまりご自愛をしていない方や
日頃から元気と血液不足、ストレス過多の方はこの時期ぐらいから体調が悪くなり、一ヶ月の半分は不調、と言うふうになってしまいます。
排卵をするためには成長した卵を刺激して排卵を促す
「LH(黄体刺激ホルモン)」
が分泌されたり
卵巣ホルモン・エストロゲンも分泌量が基礎体温が上がるのに比例するように急増するので
ホルモンの分泌を促す脳のシステム、視床下部や下垂体という場所が頑張る時期と言えるでしょう。
この時期に頑張る視床下部や下垂体は様々なホルモンの分泌だけでなく、免疫、そして自律神経にも指示出すところなのでこの時期は
「アタマの疲れ」
いわゆる脳疲労を溜め込まないことが大切です。
日頃からストレス疲労が多い方は排卵の指示がスムーズに出ないので、無排卵になってしまったり、月経周期が大きく乱れるなど様々な婦人科トラブルの原因となったり
排卵痛や情緒不安定など様々な不調が起こりやすくなります。
この流れが滞るとむくみや便秘などが起こる方も多いので、排卵をスムーズにさせるためにもカラダをできるだけ伸びやかに動かしてカラダの巡りを良くしておくご自愛が大切です。
ヨガ、ストレッチ、景色を眺めながらのゆっくりウォーキングなどは心やカラダを伸びやかにしてくれるので特にこの時期はおすすめです。
食養生では気の巡りを整え、リラックスさせてくれる
香りの良いお茶、香味野菜、ハーブ系のものなどを積極的に取ったり
香りの良い入浴剤や、御香、アロマなども上手に活用しましょう。
次回は今度こそ最終回として月経周期の最後『黄体期』についてお届けします。
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