食欲の秋こそ食養生を！秋の健康を守る中医学的食養生
秋バテの原因の一つは自律神経の乱れから起こる って聞いたら驚きますか？
でも本当なんです。
秋バテについては以前くわしく一度お伝えしていますが、今回は短めの文章でサラッとお届けしますね。
前回の秋バテnoteを『長いなぁ』と敬遠された方でもサクッと読んでいただけます。
さて、今年の夏は外の猛暑で疲労が蓄積し
胃腸機能も低下して
体調を崩してしまった方が非常に多いのですが
実は猛暑の屋外で『外は熱々』
暑さのため冷房ガンガンで
『中は冷え冷え』
なので、今年は特に夏の間の強烈な温度差で体温を調節する自律神経がかなり皆さん乱れています。
そして猛暑で冷たい飲食をたくさん取りすぎてしまい、秋に入ってから胃腸の働きが低下している方も増えています。
そしてこの
交感神経優位だと動きを抑制し、副交感神経優位だと動きを促進しますから自律神経が乱れると当然胃腸機能も低下してしまい
漢方的には
『気血』
というカラダのエネルギーを食べたものからしっかり作れなくなるため体力も気力も低下
そこに寒暖差や気圧変化が加わるのですから自律神経まさに受難の時期、と言えるでしょう。
そんな秋の自律神経の乱れ対策は
☆汗をかける時に1日1回は汗をかく（家事・かるい運動・入浴など）〜漢方的には気の巡りを整え自律神経の乱れを予防します〜
☆胃腸に負担がかからない消化の良いものをできるだけ食べる（麺類はよく噛む）〜漢方的には食べたものから元気や血液がしっかり作られて気血が養われます〜
☆睡眠と休息をしっかり（疲労&睡眠不足は一番の自律神経乱れの元）〜漢方的には前述の気の巡り、気血を養う、どちらにも効果的〜
深呼吸を定期的に行って気持ちも沈めておくこともおすすめです。
秋バテ対策のためにもできることから自律神経を整えておきましょうね。
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