GW特別企画〜女性にオススメの漢方生薬をご紹介
『目は口ほどに物を言う』
なんて有名は言葉がありますよね。
これはあながち嘘ではなくて、目つきや顔つきはその人の体調や気持ちをすごく表します。
もちろんそれだけで決めつけるわけじゃありませんが、目に力がない状態というのは他人に与える印象というのも全く異なります。
なので美容の世界でも『目をぱっちり』させることはアイライン、アイシャドウ、まつげなど非常に力を入れています。
しかし、いくらお化粧をしても目ヂカラとは
本来カラダの内側からほとばしるものです。なので、目ヂカラをしっかり発揮するには元気なカラダが非常に重要で、お化粧ではどうしてもかばいきれないものがあります。
漢方相談をする時もこのような理由で目の状態を非常に重視します。気血が満ちているのか?不足しているのか?力みや滞りがあるのか?なども目の状態を見ることで確認することができます。
そんなわけで目ヂカラは美容と健康の大切なポイントなんです。
漢方では目ヂカラのポイントは五臓の一つ『肝』にあると考えます。
中医学では
『肝は目に通ずる』
と言ってストレス、疲れなどで血流が悪くなると血液がたっぷり必要な場所である肝の働きが低下すると考えます。
肝臓にはたっぷり血液が含まれている(レバーを食べるときよくわかりますよね)ので
血液がたっぷり必要な場所である目が弱りやすくなると考えます。
また、肝は筋(きん・すじ)ともつながっており、筋肉がしなやかに動くにはたっぷりの血液が必要です。
肝という場所は昔から『肝にさわる』『癇(肝)癪』『肝っ玉』なんて言葉があるぐらい、ストレスで非常に弱りやすくなります。
なので目ヂカラを維持するには肝を養うことがとっても大切なのです。
そんな肝を養う方法ですが、
日常生活でストレスフルな生活をしなければいけない方は気をそらす方法やストレスの発散方法をいくつか持ちましょう。
また、食養生では肝を元気にして、気分がスッキリする酸味の物がおススメ。
柑橘類など季節の果物やお酢を使った酢の物、酢豚などがおすすめです。
香りの香味野菜やスパイス、ハーブ類、ハーブティーなどもリラックスさせてくれるのでとってもおすすめ。
『肝』の養生は目ヂカラはもちろんストレス対策、血流改善で美容や月経トラブル対策にも繋がりますので『最近なんだか目に元気ないなぁ』と感じたら、ぜひ目ヂカラ養生、取り入れてみてください。
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