受験生の健康管理方法【山梨 漢方 さわたや薬局】
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すでに推薦入試の方などは受験がスタートしていますが年が明けると高校受験、大学受験のシーズンもいよいよ本番。
受験をされる子供たち、学生さんはちろんですが、保護者のほうが慌てないように、動じないように、子供たちが安心して、落ち着いて、安全に受験できる環境を提供してあげたいですよね。
そこで今回と次回の2回にわたり『受験生の健康管理』について取り上げたいと思います。
受験シーズン到来〜本番を最高の体調で迎えるための養生法①〜【漢方的生活養生】
#漢方的生活養生
というテーマでお届けいたします。
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【当日最高のパフォーマンスを出すために】
今回は受験生の健康管理についてお届けしたいと思いますが、今回の話は受験生だけに関係する話ではありません。
結論から言ってしまうと
『大切な本番に最高のパフォーマンスを出すための健康管理術』
とも言えます。
受験生の方や、受験生をもつ保護者でない方もとっても大切な内容なのでぜひ最後まで御覧ください。
【大切な本番の前はついつい無理しがち】
『いよいや本番!今まで頑張ってきた成果を出すためにもラストスパートだ!!!』
このように受験シーズンや就職活動、大きな仕事の前など、人生の節目の時期はついつい気負ってしまい無理をしがちです。
無理をした分、そのつけは当然ですが自分に帰ってきてしまいます。本番後にツケが帰ってくるならまだしも、本番当日に無理がたたってしまっては本末転倒です。
せっかく良い結果を出すために努力しているのに、その努力のしすぎが逆に体調面で足を引っ張ってしまっていては残念すぎますよね。
それでなくても日本の受験シーズンは1年のなかでも非常に体調を崩しやすい時期に設定されているので注意が必要です。
【日本の受験の時期にちょっと物申したい】
いつも思うのですが、どうして入試の本番を1〜3月という時期にやるのでしょうか?
4月が年度のスタートだから、という単純な理由と風習であればぜひ前倒しをしてほしいですよね。
一年で一番寒くて、雪が多くて、コロナがなくてもこの時期はインフルエンザや風邪、ノロウイルスなどの感染症も流行しやすくなります。
また、2月に入れば花粉症だって始まるし、2月、3月に学校が決まっても4月のスタートまでにほとんど時間がなくて進学準備や住まいの準備なども非常に大変です。
推薦入試が始まる10月ぐらいにセンター試験をやって、11月、12月ぐらいまでに入試が終わっていればもっと色々なことがスムーズに済みますよね。
何か年度末にやらないといけない『試験をする側の都合』があるのかもしれませが『試験を受ける側』、送り出す親の立場も考えて制度を作ってほしですよね。
この記事を文部科学省や学校関係者の方がもし見てくださったらぜひご検討いただきたいです。きっと多く方が感じていると思います。
【100%の力を出すために】
そんな過酷な環境で入試を受けなければいけない、高校生や中学生、小学生もたくさんいます。
試験当日までせっかく頑張ったので当日は最高のパフォーマンス、ベストな力が出せるようにしたいですよね。
スポーツ選手でも練習した実力の100%が出せるように当日を迎えることはとっても大切なことですが、その100%の力を出すためにはそれなりの準備が大切です。
試験などの本番に向けて100%の力を発揮するために事前に出来ることは大きく分けるとこの2つだと思います。
・疲れをためない・・・疲れをためると免疫力が下がってしまい風邪を引きやすくなるだけではなくて、脳にしっかりと血液そして酸素が行き届かなくなるで集中力が低下したり思考力が低下してたりします。
無理な徹夜、室内にこもりきりにならず、しっかりと睡眠時間をとり、1時間に10分程度はしっかりと外の空気を吸って、歩いたりストレッチをしたりしてカラダを動かしましょう。
・自律神経のバランスを整える・・・試験で過剰に緊張したりすると本来のパフォーマンスができなくなります。そこに関係が深いのが自律神経。
☆寝起きのリズムをできるだけ試験当日と同じスケジュールにしておく
これは意外と盲点かもしれませんが、大切な養生です。
試験当日にいつもと違うリズムで寝起きするとバランスを崩しやすくなります。できるだけ試験当日に近いリズムで普段から過ごしておくことで良いリズムで当日を迎えられると思います。
【風邪を引かないことは大きな受験対策の一つ】
今ご紹介した
・疲れをためない
・自律神経のバランスを整える
この二つは結果的に風邪など感染症予防にも繋がります。当然新型コロナウイルス予防にもです。
結局大切になってくるのは
『病気にならない体づくり』なのです。
大切な受験当日、コロナはもちろん、風邪やインフルエンザになったらどうなるでしょうか?
ある程度の救済処置はあると思いますが、大きな影響が出ることは必須です。
例年だと軽度の場合、咳や鼻水、鼻詰まりなどの軽い症状でも受験に行きましたが今の現状を考えるとそれぐらいの症状でも感染防止のために会場に入れない危険性があります。
仮に発熱が無くても、咳や鼻水、鼻詰まりの症状があるとそれだけで集中力が乱れるだけでなく呼吸器が不調になると体の中で酸欠が起きやすくなります。
酸欠が起きると、テストの際、もっとも重要な脳の働きはどうなるでしょうか・・・?
とうぜん「ボーッと」してしまい集中力がかけますし、かぜ薬などを服用するとその副作用で眠気が出たりしますので注意が必要です。
次回も受験生の健康管理についてお届けいたします。