自分の履歴書づくりで心とカラダを見つめ直して見よう
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どうも!
先日YouTubeでローランドさんが自分のエステサロンの店舗を巡回して定期的にスタッフを指導しながらあえて細かいところを指摘してダメ出しをしている動画を見ていたのですが
そこで僕とローランドさんに驚きの共通点があることに気がついた
ホスト界のカリスマの対極に位置する男・さわたや薬房の早川です。
#シャアとランバラルぐらい違う
その驚愕の共通点とは決して顔がそっくりだったとか
体型が実はそっくりだったとか
服の趣味が同じだったとか
パンツのガラが同じだったとか
そんなことでは決してありません。
なんとローランドさんのエステサロンに使われていた壁紙が僕の寝室の壁紙と同じだったんです。。。。
『寝室の壁紙だけローランドビューティサロンな男』
という新しい称号を手に入れました。。。。
さて、どうでもいい前フリはこのあたりで終わりにして、今回は身近な医薬品を使うときの注意点を皆様にお伝えしたいと思います。けっこう真面目な内容でみなさんの日常生活とも繋がり深い内容なので無料記事となっております。
今回は
『意外と知らない身近な薬の注意点』
というテーマでお届け致します。
◇お知らせ◇
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普段何気なく使っている薬にも注意が必要
今回このようなテーマにしようと思った理由はあるお客様からのお問い合わせでした。
そのお客様は現在妊娠中で妊娠前から僕のところに健康相談に来てくれていた方で何かあれば体調管理の応援をさせてもらっているのですが
妊娠中で腰が痛いので湿布薬を使ってもよいか?
という使いたいと思っている湿布薬の写真をお店のLINE宛にメッセージと一緒に送ってくれました。
その湿布は以前僕のお店でご主人が肩こりの時に購入されたものでインドメタシンという痛み止めが入っているタイプの湿布薬でした。
そうです、ご存じの方も多いと思いますが、妊娠中は非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)と言われる成分が入っている外用剤や内服薬は出来る限り使用しないことが原則とされています。
内服薬はなんとなく『飲まないほうが良いかな?』ということで避けることができますが、妊娠中は腰が痛くなったり、肩が凝ったりするのでついつい自宅にあるものを使ってしまったり
これも注意が必要なのですが
親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんなどが妊娠中の娘さんなどに『腰が痛いならこれがよく効くから使いなさい』と病院で自分がもらった痛み止めが入っている湿布薬をあげてしまう、というような事例が以前はよく見られました。
最近では妊婦さんにNSAIDsは原則使わない、ということがやっと広まってきていますが、家族や友人が良かれと思ってやったことで余計な不安を妊婦さんに与えることになってしまうので本当に注意が必要です。
ちょっと脱線しますが、病院で処方された薬を同じような症状だからと親切心で他人にあげてしまう人がいますが、これは絶対にやめましょうね。
湿布薬と妊婦さんの事例だけでなく、眠れないという人に自分の睡眠薬を『よく眠れるよ〜』と言って親切心であげてしまったり
『血圧が最近高い』という方に自分の血圧の薬をあげてしまったり
『なんか膀胱炎ぽい』という方に自分が以前処方されて残っていた抗生物質をあげてしまった、などと人に自分の処方薬をあげて体調トラブルが起きた、という事例も過去にはたくさん起こっています。
処方薬に限らず、市販薬でも『その時の症状に合わせたその人の薬』というのが原則です。
自己判断で他人に薬をあげるのは絶対にやめましょうね。
市販薬は汎用性が高いものが多いのですが、その方の症状に合っているかはきちんと専門家の判断が必要なので、必ず購入したお店に確認して使用するようにしましょうね。
※ここが大事なのですが必ず
『購入した店』
に問い合わせをしましょうね。
よく当店でも他のお店で買われた薬の問い合わせをお年寄りの方などから電話でいただくことがあるのですが、どういう状況で、どういう症状の方に、どんな説明をして渡されているかまったくわからないので、お答えのしようがありません。
購入された店か、メーカーさんに問い合わせをするようにしましょうね。
話が脱線してしまいましたが、このように貼り薬一つとっても注意が必要なのです。
身近な薬で注意したいもの
妊婦さんと痛み止め以外でも注意をしたいのが胃腸薬です。
最近の胃腸薬にはあまり入っていませんが、昔から販売されている定番の胃腸薬に多く含まれている成分に重曹(炭酸水素ナトリウム)があります。
重曹は胃酸を中和したりする働きがあり、お年寄りの方を中心に重曹が入っている胃腸薬は人気があるのですが、実は重曹は『炭酸水素ナトリウム』なので非常に塩分が多く含まれているのです。
ナトリウム(Na)ですから当たり前といえば当たり前ですよね。
医薬品の炭酸水素ナトリウムには塩分が多く含まれるので、高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群などで塩分摂取制限が必要な場合は禁止です。
また、高血圧や心臓病、腎臓病などのある人も慎重に用いる必要があります。
塩分摂取制限の必要な人には使用は適していません。また、高血圧、心臓病、腎臓病、重い消化管潰瘍のある人などにの使用には注意が必要です。
購入の際には気をつけておきましょうね。お年寄りが愛用している胃腸薬に多く含まれていることがあるので、家族で年配の方や塩分摂取を気をつけている方がいて、普段から胃腸薬を愛用しているようでしたら注意してあげましょう。
これ以外にも身近に使う風邪薬やアレルギー症状の時に服用する薬にも入っている成分ですが
塩酸ジフェンヒドラミンなど第一世代抗ヒスタミン薬と言われる薬剤を服用すると『抗コリン作用』という働きがあり、緑内障を悪化させたり、尿の出が悪くなってしまって体調を崩してしまうことがあるので注意が必要です。
☆漢方薬だから安心?
漢方薬にも注意が必要で麻黄が配合されている葛根湯や麻黄湯などと一緒にエフェドリンが入っている薬剤などを服用すると血管が収縮しすぎて心臓に負担がかかる場合もありますので注意が必要です。
なので葛根湯1日3回30日処方とか、麻黄湯1日3回14日処方など、漢方の専門家からするとありえない処方が医療機関などでされることがあり、漢方の専門家が注意を促していますが、なかなかなくならないのが現状なので
『漢方だからなんでも長く服用しても安心』ではないので注意が必要です。
☆サプリメントも注意が必要
サプリメントだと甲殻類アレルギーがある方が、甲殻類を原料としているグルコサミンなどのサプリメントを摂取してアレルギー症状が出たという事例もありますから、食べ物アレルギーがある方はサプリメントなどを取るときもきちんと相談して購入をするようにしましょう。
☆お薬による思わぬ事故を防ぐには?
今回は代表的な事例をいくつかご紹介しましたがほんの一部です。
医療機関を受診している方はお薬を服用する時は主治医か処方箋を調剤してもらっている薬局に必ず相談しましょう。
また、市販薬を購入するときも必ずお薬手帳を持参しましょう。僕らも医療機関を受診しながら漢方相談に来られる方も多いのですが、必ずご来店時はお薬手帳の持参をお願いしております。
それでないと安全にお薬をお渡しすることができないので、販売することができません。
まれに『色々聴かれて面倒くさいからナイショにしておく』というとんでもない方がいますが、自分の体は自分で守るものなので、キチンと相談してから服用しましょう。
食べ物やお薬のアレルギーがある方は購入時に聴かれるとは思いますが、まれに聴き忘れてしまうお店の方もいるかも知れないので、きちんと伝えるようにしましょうね。
今回は身近な薬にも注意をしてほしい、という内容でお伝えしました。
体のためにつかう薬なので安全に安心して使えるように日頃から注意をしておきましょうね。