メンタルケアにおすすめ思考『不幸より幸せカウントしよう』【山梨 漢方 メンタル さわたや】
どうも!
小学生の頃、ワールドプロレスリングを見ていて、猪木も藤波も坂口もみんな立派なガウンを着て入場していたのに、
一人紺色のジャージで入場する長州力を見て
『きっと猪木に反抗しているから給料が安いんだ、ひど奴らだ!』
と長州力を超絶応援していました。さわたや薬房の早川です。
キレてないですよ。
さて、この仕事をしていると(健康相談・漢方相談)必ず相談のときにお客様にお聴きすることが『食事』についてです。
中医学では薬3割、養生7割、と言われているぐらい生活習慣の改善が疾患の改善には必要不可欠です。
その養生の中でも大きなウェイトを占めているのが『食事』です。
『その人を見ればその人が何を食べているかわかる』
という言葉があるぐらい、食はその人を表します。
このコラムの中でも度々食事に関するアドバイスをさせていただきましたが、いわゆる『食養生』はもっとも健康的な生活を送る上で大切なことですよね。
その証拠に様々なメディアで『〇〇食べると〇〇病に良い』という特集が組まれ
普段の会話の中でも
『〇〇はカラダに良いらしいね』
『〇〇食べてからお通じの調子が良いよ』
『〇〇がお肌に良いらしいよ』
など年齢に関係なく(高齢者の方がその割合は加速度的に増えますが)何を食べるとカラダに良いか、という話は常に話題に上がるとお思います。
僕らもお酒を飲んでいるときも
『ワインはカラダに良い』とか
『ビールよりもハイボールの方が痛風になりにくいからカラダに良い』
など、カラダに悪いお酒を飲みながらでも健康の話をしているという、なんとも笑ってしまうようなことも度々あります(笑)
また、僕は健康に関する講演依頼を受けてよくさせていただくのですが、何のテーマで講演をしても必ずご質問をいただくことが
『〇〇症には何を食べたら良いですか?』
という質問です。
何か特定の物を食べてそれで疾患が改善すればそんな楽なことはないですが、ついついそれを求めてしまうのが人の性だと思います。
食事でいつもお伝えしているポイントがいくつかあるので、ちょっと紹介したいと思います。
☆食養生のポイント
食養生のポイントはいくつかあります。
まず1番目は
1)バランスよく
まず最初は当然ですがバランスです。
5つの色の食品と5つの味をバランスよく、という話は何度か出てきているので、今回は割愛しますが、いろいろな物をいろいろな味付けで食べることってとても大切です。
フードファディズムの話も以前お伝えしましたが、特定の物を異常なぐらい信仰してしまい、食事が偏ってしまうと体に良いものでも食べすぎてしまい、逆効果になることがあります。
世の中には完璧な食品など無いのでバランス良くが一番です。
玉ねぎで血液サラサラ、というような話を聴いたら毎日玉ねぎを鬼のように食べまくる、なんてことが無いようにしましょうね。
2)季節を考えて
2番目は季節に合わせて食べるものをちゃんと選択することです。
トマトがいくらカラダに良い成分がたくさんでも夏野菜でカラダの熱を冷ますものです。夏にたくさん取れるので夏の時期にたくさん食べることは理にかなっていますが、寒い冬に生でたくさん食べることはちょっと注意が必要ですよね。
旬のものには意味があります。
3)体質を考えて
3つ目は体質に合わせて食事を摂ることです。
それぞれ人間には体質や気質があり、負担がかかるところが異なります。
冷たいものをいくら食べても大丈夫な人もいれば、ちょっと冷たいものを食べただけでもダメな方がいます。
辛いものを食べて平気な方もいれば、ちょっと辛いものを食べすぎると下痢する方もいたり、自分の体調や体質に合わせて食養生をすることが大切なのです。
となりの人が食べて元気になったものでもあなたが食べて元気が出るとは限りません。
食べ物の性質、自分の性質を知ることで食事で元気になることもできるし、病気になることもありますので、よく知っておきましょう。
☆カラダに悪い食事とは?
カラダに良い食事はみなさん『あれが良い、これが良い』と話をすると思います。
では、ここでやっと出てきた今日のテーマ『カラダに悪い食事とは?』について考えてみましょう。
普通だと
ジャンクフードは体に悪い
脂っこい食事は体に悪い
砂糖たくさんの食事は体に悪い
冷たい物は体に悪い
味の濃い食事は体に悪い
食べすぎはカラダに悪い
添加物が多い食事は体に悪い
このあたりが一般的だと思います。
でも、体に悪い食事って実は美味しい物ばかり・・・ついつい食べてしまうと思います。
人間は体に悪いこともついついしてしまうもの、ということが僕は大前提だと思っています。
僕も不摂生大好きですが、体に悪いことをしたあとはできるだけプラスのことをしてマイナスの幅を減らすようにしています。
できるだけ、前述の体に良い食事を意識しながら、たまにはご褒美として体に悪い食事を楽しむ、ぐらいの気持ちでいることが大切だと思います。
でも実はそれ以上に体に悪い食事があります。
その食事はもしかしたら皆さんは『体に悪い』と意識していない食事かもしれませんから注意が必要です。
その食事とは・・・・
『嫌いな人と食べる食事』です。
なんだ、と言われそうですが、実はバランスの悪い食事より、脂っこい食事より、嫌いな人と食べる食事がある意味もっとも体に悪い、悪影響を及ぼすと言えると思います。
☆嫌いな人と食べる食事が体に悪い理由
嫌いな人と食べる食事がなぜ体に悪いのか?
みなさんもだいたいわかると思います。
嫌いな人といる時、皆さん気分はどうでしょうか?
嫌な感情、早くどっかいかないかな?早くこの時間が過ぎないかな?と思いますよね。
そんな時は自律神経でいうと交感神経が高ぶります。
交感神経は活動する時、戦う時、不安や神経質になっているときに優位になります。
体の仕組みで交感神経が優位な時は胃腸の働きは低下して動かなくなります。
これは体が興奮状態にある時に排泄等をしないため、とも言われていますが、動物の体はそうなっているのです。
ですから、どんなに体に最高に良い、栄養満点、バランスも100点の食事を食べても、嫌いな人と一緒に食べたら食べた物がしっかり吸収されず栄養として体に入ってきにくいので、体には悪影響を及ぼします。
☆食事は好きな人と笑顔で楽しく
食事の基本は楽しくです。好きな人と楽しくおしゃべりしながら食事を楽しんだり、
一人リラックスして食事を楽しむなど、笑顔で心地よいと思える環境でできるだけ食事を取りましょう。
食事は1日3食しか食べれません(そうでない方もいますが)。
最初にお伝えしたように食べたもので僕らの心と体はできています。
ぜひ、せっかくの食事なのでできるだけ心地よい空間で、楽しく食べれるように心がげて見てください。
きっと最高の養生になりますよ。
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