『葛根湯』寒い冬こそ知っておきたい・もっとも日本で有名な漢方薬について③
クリスマスも終わり、いよいよ今年もあとわずかとなりました〜
もうすぐお正月休み!
色々食べて、遊んで、寝坊してもOK!のんびりするぞ〜とみんな楽しみにしているとおもいます。
そんな楽しいお休みですが、楽しい時間にも限りがあります。。。楽しかった時間ほど終わるときにも辛く、寂しいものです。。。。
普段の日曜日の休み明け、月曜日でさえちょっとつらいのに今年のお正月休みは長い方は何と【9連休!!!】
休み明けスムーズにすごすための方法を漢方的な養生法など交えてお伝えしたいと思います。
先ほどもお伝えしましたが、長い休みでなくても、
日曜日など休日の夕方から夜にかけてまた、休み明けの月曜日はなんとなくカラダがだるい、やる気が出ない、気分が憂鬱、こんな症状を感じたことがある方も多いと思います。
これは月曜日の朝が憂鬱に感じることから『ブルーマンデー症候群』と言われたり
日曜夜の代名詞『サザエさん』になぞらえてちょうどサザエさんが放送される夕方ぐらいから体調不良になることから
『サザエさんシンドローム』
などと言われている症状です。
通常の月曜日や日曜日の夜でも心身が不調になるのですから、当然長い休み明けは注意が必要です。
今年のお正月休み9連休ということでかなり強力なサザエさんシンドロームに襲われる方も多いかもしれません。
☆お正月休みあけをスムーズに過ごすには最終日の過ごし方が大切
長い休みになればなるほど、休み中の過ごし方が実はとっても大切です。
漢方的には休みで乱れてしまった生活リズムを整える【気の巡り】を整えることがとっても大切なのです。
休み明けスムーズに〜気の巡りを整える
気の巡り、なんていうと難しく感じるかもしれませんが、この場合は西洋医学的表現を使うと自律神経の乱れというふうに置き換えるとわかりやすいかもしれません。
大切なのはカラダのリズムを整えること。
☆お正月休み明けをスムーズに過ごす養生法
養生法その①〜休み中も寝起きする時間は一定で〜
寝る時間、起きる時間が乱れると体内時計が乱れて休み明けがとてもつらくなります。
30分前後ぐらいは良いのですが極端な夜ふかし、極端な朝寝坊には注意しましょう。
いつも慌ただしい朝をゆっくりお茶など飲みながら過ごすことで気持ちにゆとりができ、心身をリラックスさせることができます。
養生法②〜飲食の時間も一定で〜
ついつい休み中は①の寝起きと一緒で食事時間も乱れがち。
普段お腹がすかない時間に食べたり、遅い時間に食べると胃腸の調子が崩れてしまい、休み明けに体全体の調子を崩しやすなります。出来る限り普段の食生活のリズムと同じ時間帯でご飯を食べましょう。
それでなくても年末年始は食事の内容が豪華になり食べ過ぎ、飲み過ぎで胃腸に負担がかかります。できるだけ胃腸のケア、意識しましょうね。
可能であれば休み最終日はあっさりめの食事を。
健康状態によりますが、最終日の夕食はプチ断食もおすすめ
養生法③〜気の巡りを良くする香りの良い食材を楽しむ
休み中は普段はあまりない親戚付き合い、移動中の渋滞、外出先のトラブルなどで意外とストレスもたまりがち。普段のストレス疲れが溜まっている方も多いのでストレスケアも大切です。
そこでおすすめしたいのが『香りの良い食べ物』です。
漢方では香りのよい食べ物は気疲れ等で乱れる気の巡りを整えると考えます。
今風にいうとアロマテラピーのようなものです。
気のめぐりを整える香りの良い野菜、シソ、セロリ、パクチーなどの香草や香りの良いハーブなどの各種香辛料、ハーブティーなどを積極的に使うと良いでしょう。
みかんやゆずなどの柑橘類もおすすめです。
寒さ対策にもなるので、お風呂はゆっくり入浴してリラックス&睡眠の質を向上をすることも気の巡りを整えるのでおすすめです。
☆お正月休み明け対策養生法まとめ
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長期の休み、といえども旅行等で実際はかなり体力を消耗して疲れている方の方が多いのが現実です。
気分のリフレッシュと肉体のリフレッシュ、バランスよく心の疲れも、カラダの疲れも取れるようにバランスの良い休日の過ごし方で休み明けも元気に仕事に勉強に励みましょう。
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