夏に胃腸を弱らせないために〜タイプ別胃腸の養生法〜
7月はシリーズでお伝えしている『夏に弱りやすい胃腸』
7月も後半戦ですが、体調はどうですか?
冷たいビールやジュース、消化の悪い麺類などが多くなり、胃腸が弱っている方が増えてきています。
今日ご紹介する『胃腸虚弱タイプ』の方はこの夏という時期は一番つらいと思います。
今回のコラムで少しでもその辛いのが楽になるお手伝いになれば僕はとてもうれしいです(^^)
〜胃の不調の原因 その3 胃腸虚弱からくる不調〜
◇主な症状:食欲不振 慢性的な胃腸の不調 全身の疲労感 息切れ 痩せ気味 風邪をひきやすい めまい 貧血 顔色が黄色い 舌の色が濃い
【慢性的な胃腸の虚弱が、身体全体に影響】
もともと胃腸の働きが弱い人にとって、この梅雨から夏にかけての季節は1年で一番つらい季節かもしれません。
漢方では胃腸などの消化器系は後天(こうてん)の本(もと)と言われ、胃腸が飲食物を消化吸収することにより、生命を支える「気(き)」「血(けつ)」を生むと考えます。
ようするに食べたものからカラダの元気を作ってれる入り口なので、ここが元気がないと全身に波及する、というような感じです。
カラダの元気を作るところが元気ないとカラダもへたる
胃腸の働きが弱いと、他の臓器の働きにも影響し、全身の不調や体力不足、免疫力の低下にも当然ですがつながります。
夏からずっと胃腸虚弱がつづくと、秋から冬にかけては体力が低下しているので風邪をひきやすくなることも当然あるので注意が必要ですね。
このようなタイプの方は日頃から食べ物や食べ方に注意している方も多いですが、前述の2つの胃の不調の原因である『食事のとり方』『冷え』この両方の対策をしっかりと行い、良い状態に保つよう心がけましょうね。
胃腸虚弱を『体質』『遺伝』で諦めてませんか?
よく病院でも
『遺伝だから』
『体質だから』
『歳だから』
と言われる方も多いと思いますが、お医者さんはけっして
『だから諦めなさい』
って言っているわけではありません(たぶん・・笑)
遺伝でも、体質でも、年齢でも、きちんと弱ってしまったカラダの場所をお手入れすれば、完治は難してくても少しは楽になると思います。
僕はそんな健康サポートをするように心がけています(^^)
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