夏に胃腸を弱らせないために〜タイプ別胃腸の養生法〜
〜胃の不調の原因 その2 冷えからくる不調〜
7月は夏に弱りやすい胃腸トラブルについてお届けしております。
前回は食事含めた『食べ方が原因の胃のトラブル』についてお届けしました。
今回は見出しにあるような『冷えからくる胃腸トラブル』についてです。
夏に冷え・・・今更ですがエアコンや冷たい飲食で胃腸が冷えるのはみなさんもよくわかると思います。
また、よく僕は相談の時に『夏に体が冷える』ということを自覚して頂く時につかうたとえですが、
『真冬に寝冷えする人はいない』
というように、夏は薄着で、寒暖差もあり、冬と同じぐらい実は冷えには注意なのです。
気温が高いだけに冬よりも冷え対策が難しいので、飲食、衣服、室温調整などこまめな対応がたいせつですね。
〜冷えが原因の胃腸トラブルの主な症状〜
◇主な症状:腹痛 お腹の冷え 下痢 全身の冷え 顔色が白い
【カラダを温める力を消耗させる冷えに注意】
漢方では、春から夏は体内の『陽気』と言って、身体を温める働きを養うことが養生の基本と考えられています。温かい春や夏にカラダの中の温める力をしっかりと貯めこんで、1年を元気に過ごす、なんとなくイメージは湧きやすいと思います。
しかし、エアコンや冷蔵庫が発達した現在では、夏でも冷房や冷たいものの摂り過ぎで身体が冷えることが多く、体内の陽気を消耗してしまうことが多く見られます。
このような生活習慣が原因で温める力である、陽気が不足してしまい、体内に冷えが生じ、胃腸の働きにも影響して不調を引き起す原因となります。
冷えは血行を悪くさせ、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことになりますので、夏でも体内の陽気を守り、血行を良くすることを心がけましょう。
次回も胃腸についてお届けします。
一口に『胃の不調』といっても原因は様々です。
胃腸薬もその人の症状や体質にあったものを使わないと効果も意味もないどころか、逆効果になるこ友あります。
医薬品はどこにでも売っている珍しくないお薬も使い方次第、服用の仕方次第で劇的に効果が出ることがあります。
大切なのはその『使い方』です(^o^)
僕の仕事はその方の症状にあったお薬を選ぶだけでなく、使い方も適切にお伝えすることだと思っています。
塗り薬や貼り薬だってこれは大切なことです。
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少しでもみなさんのお悩みが楽になると嬉しいです(^^)
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