年末年始は『胃』の用心!・・・だけでなく『腸』にもご注意を!【山梨 漢方 さわたや】
先週より夏に弱りやすい胃腸トラブルなどについてお届けしています。
夏バテ、秋バテしないためにも今からしっかりとカラダのケアをしましょうね。
胃腸の話をしますが、体のケアは弱っている局所(今日の話なら胃腸】と体全体をしておくことが大切です。
胃腸だけを整えても体全体が弱っていたら元も子もないですよね(^o^)
〜胃の不調の原因 その1 食事のとり方が原因の不調〜
〜胃の不調の原因 その1 食事のとり方が原因の不調〜
◇主な症状:胃のむかつき 吐き気 胃の膨満感 げっぷ 下痢 軟便 舌の苔が多い
【湿(しつ)の溜まりやすい食生活に注意】
夏は何と言っても冷たいものや生ものが美味しい時期です。しかし、必要以上に摂り過ぎると、胃腸の働きが弱まり、体内に余分な水分である「湿」が停滞してしまいます。
夏場は食卓に刺身や冷奴、サラダ、そうめん、そばなど冷たい料理が並ぶことも少なくありませんよね?冷たいものはなるべく控えめに、そして冷奴など冷たい料理には、胃腸の働きを整える生姜やねぎ、しそなどの薬味を添え、体内に湿を溜めない工夫をすると良いでしょう。
【栄養豊富な食事もかえって負担に】
『疲れている時には栄養価の高いものをしっかり食べて』と考えるのはあるいみ当たり前かもしれませんが、それが帰って逆効果になりやすいのがこの『食事の取り方が原因タイプ』の方です。
もともと、カラダの中に余計な物(湿邪など)が溜まって具合が悪いので、こんな時にたくさんの栄養を補うのはどうでしょうか?
優先順位としては、不調の原因である悪いものを取り除いて、胃腸の流れをスムーズにしてあげると良いのではないかと考えます。
食欲の落ちやすい夏には、ついつい食欲を促進する激辛や味の濃い料理を選びがちですが、当然ながら胃腸には大変な負担がかかります。
お祭りや暑気払いなどで外食をする時も、できるだけあっさり味を選び、胃腸の疲れからくる夏バテを防ぎましょう。『胃腸を休ませる』というイメージを持っていただけると良いと思います。
日本のお米を中心とした和食は、日本の季節にあった最適の食養生法です。栄養価が高い欧米風の食事は、消化に負担がかかるため、かえって胃腸の働きを弱める原因ともなります。胃腸の不調が現れやすい夏こそ、食事の重要性を考えたいものですね。
次回も胃の不調についてお届け致します。
僕の健康相談は最初にもお伝えした通り、みなさんがお困りの症状、からだの局所を楽にすることはもちろんですが、体全体のケアのお手伝いも致します(^o^)
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