『葛根湯』寒い冬こそ知っておきたい・もっとも日本で有名な漢方薬について③
前回より、いよいよシーズン到来の花粉症についてお届けします。
基本は花粉に負けない体作り
花粉症予防の基本は風邪や花粉に負けない体質を作ることです。
風邪や花粉症の共通点としては、どれだけ風邪のウイルスがあっても、どんなに花粉が飛んでも、なんともない人はなんともないですよね?
これは体質が強ければ花粉症を発病しにくくなりますし、仮に発病しても症状を軽くすることができるということです。
カラダのバリア『衛気(えき)』
中医学ではこのような力を『衛気(えき)』と呼びます。衛気を充実させるにはその源を養う『肺』『脾胃(消化器系)を強くすることが大切です。呼吸器系が弱くて風邪をひきやすい、疲れやすいような方は積極的に肺や脾胃を養うと良いでしょう。
〜こんな人は衛気不足かも?・・・風邪をひきやすい・治りにくい、疲れやすい、息切れしやすい、汗が出やすい、顔色が白い、舌の色が淡い
☆肺と脾胃にNGなこと・・・・ストレス、睡眠不足、食事の不摂生
当たり前の3つです。これはこの3つがカラダに疲れをためた時、その人の弱いところに病気が出ると考えます。呼吸器系が弱い方は今からご紹介する養生法で衛気を高めて元気な肺・脾胃を作っていきましょう。今回前半で紹介した冷え性も花粉症には最悪です。花粉症に多い『くしゃみ・水のような鼻水』はカラダが冷えている時にも全く同じような症状が現れます。冷え性対策をしておくことはそのまま花粉症対策にもつながるので、、、
1)お酒を飲み過ぎの人 2)カラダに水がたまりやすい人 3)血流の悪い人
この3つは要注意です。今からしっかりと花粉症にならない体質改善を行いましょう。
さわたや薬局では花粉症に『効く』薬。花粉症を『治す』薬の両方をご提案しています。
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