『葛根湯』寒い冬こそ知っておきたい・もっとも日本で有名な漢方薬について③
〜改めて5月病ってどんな病気??〜
皆さん、お休みはいかがおすごしでしたか?
ゴールデンウィークでリフレッシュしたはずなのに、なぜだか気が重くて会社や学校に行くのがおっくうだ……「も、もしや 五月病!?」と思った経験のある人も多いはずです。
五月病はもともと、4月から新生活がスタートした新入生や新入社員がゴールデンウィーク明け頃、訳もなく憂うつな気分に陥る症状です。五月病は新しい環境や生活に適応できず、焦りと頑張り過ぎによる一時的な強いストレス状態により引き起こされます。
5月病は病気ではなく『からだの不具合』と考えます
病院では「適応障害」や「うつ病」と診断されるケースも多いのですが、そもそも五月病は病気(悪い)ではなく、自律神経の一時的な“不具合(弱り)”によるものです。
環境に慣れれば自然と落ち着いてくる場合もありますが、その状態を放置して悪化すると本格的な「うつ病」になってしまうこともあります。
5月病は新入社員や新入学生などのフレッシュマンがなるカラダの不具合と思っている方も多いと思いますが、そんなことはありません。環境変化はどんな方にも必ずあります。
環境変化のあった方はご用心
〜こんな環境変化ありませんでしたか?〜
・職場の転勤、異動、上司・部下が変わった
・ご主人、奥様、お子様に環境変化がありそれに伴い生活リズムが変わった
・仕事を退職した ・介護を始めた ・育児を始めた ・子供が進学した
・子供が一人暮らしを始めた、結婚した ・同居を始めた
など直接の変化だけでなく、間接的な変化でも5月病は起こりうるのです。
自律神経失調症と同じく誰にでも起こるカラダの不具合と理解することが大切でしょう。4月から5月は気温変化もあり、本当に体調管理が難しい時期です。
環境変化によるストレスに体の不調が重なってしまっては大切なスタートの時期である春を元気に過ごすことは出来ません。ストレスの原因自体は急になくなるものではありませんので、ストレスと向き合える元気なカラダを作っていきましょう。
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