僕らって実は「ストレスを探している?」後編【山梨 漢方 メンタルケア さわたや】
〜体質改善と一緒に『良い生活習慣を』〜
今回は自律神経失調症と不眠についてお届けしてきました。当然ながらそのようなつらい症状を改善するお薬、病院の精神安定剤、抗不安薬、睡眠導入剤などもあれば、カラダにやさしい漢方薬やハーブ、アロマなどを活用する方法まで色々あるでしょう。
大切な『セロトニン・ドーパミン』の関係
一人ひとり考え方が違うので、どのような方法で改善するかは自分の意志で決めるものですが、一つだけ言えるのは、自律神経失調症も不眠症もカラダが弱っている時に出るものだということです。
心のバランスを保つ『セロトニン』も食べたものからカラダの中で作られるものです。 カラダの弱っている人は『ストレスに弱い』『不眠になりやすい』『睡眠の質が悪い』と言われる所以はここからきていると思います。
セロトニンが指揮する『ドーパミン』はやる気や意欲を出すためのものですが、暴走すると依存症などになり安くなります。
また、身を守るための『ノルアドレナリン』が暴走すると不安症や神経症になりやすくなるなど、本来はカラダを健全にコントロールするための働きがちょっとバランスを崩しているだけのこともあるので、未然に防ぐためにも日頃からストレスに強い体作り、漢方などももちろん役に立ちますが、毎日の生活習慣から見なおして『ストレスに強い体作り』を行いましょう。
<自律神経を整えるためのおすすめ養生法>
1.深呼吸をする→まず姿勢を正して、顎を引き、口をすぼめて、息を吐ききる。次に鼻からゆっくり息を吸う(1~4まで数える)。そして息をとめて(1~7まで数える)。そしてゆっくり糸を吐くように息を吐く(1~8まで数える)。これを4~5回繰り返す。
2. 爪もみをする→爪の生え際を親指と人差し指ではさみ、少し痛いくらいの強さで刺激します。両手の親指(呼吸器)、人差し指(消火器)、中指(耳などの神経症状)、小指(心臓、腎臓などの循環器)を10秒ずつ刺激します。痛かったり、気になる指は20秒ずつ刺激する。薬指は交感神経の緊張を招くので通常は避けて下さい。
3. 適度な運動をする→無理のない程度にラジオ体操やウオーキングなど運動をする習慣をつくりましょう。ラジオ体操をした後にウォーキングがおすすめです。ただし、ウォーキングは30分以上60分未満で。
4. お風呂にゆっくり入る→シャワーより湯船につかる方が良いですが全身浴より半身浴、熱めのお風呂より、38~40℃のぬるま湯に20~30分入るのがおすすめです。42℃以上の熱めのお風呂は交感神経が優位になってしまうので注意。
5. 症状を怖がらずに受け入れ、執着しない→執着したり、追求すると症状がひどくなったり、長引いたりします。症状にこだわらずに現状を受け入れ、発想を転換して、どうしたら症状が楽になるか?を考え、お体を労って下さい。
☆詳しい養生法は店頭にてご説明します・お気軽にご来店ください。
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