もっとも医療費がかかっている薬は?~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
~さわたや薬局でよくある風景~
早川「いらっしゃいませ。今日はどうしましたか?」
お客様「ちょっと肩こりが酷くて・・病院でもなかなか治らないので相談にきました。」
早川「それは大変ですね。他に体調がわるいところはないですか?血圧とかは正常ですか?」
お客様「ええ、大丈夫ですよ!130と下が80ぐらいです。」
早川「お薬を飲まないでその数値なら問題ないですね!」
お客様「いえ、病院の血圧の薬は呑んでいますよ・・・・」
(^_^;)
・・・・それは立派な高血圧症です・・・・
このような方は結構多くいらっしゃいます。
血圧の薬を飲んでいるからなんとか正常な数値にあるのであって、それは決して自分のカラダで正常な血圧にコントロールしているわけではありません。
その証拠に降圧剤(血圧を下げるお薬)のもっとも大切な注意事項は
「自己判断で勝手に薬をやめない」ことです。
リバウンドにより急に血圧が上昇したりして思わぬ事故を起こす危険性があります。
そのようなリスクを背負って服用しているということをぜひ自覚して欲しいのです。
次回は降圧剤の副作用などについて少しお伝えしたいと思います。