処方せんの有効期限ご存知ですか?~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~としてお届けしている「マイベストプロ山梨」のコラムです。
私の専門が漢方や中医学なのでそちらの話題が多いのですが、今回は「病院のお薬」について、ちょっとお届けしたいと思います。
さわたや薬局は「保険薬局」として認可を受けておりますので、医師の指示による院外処方せんの調剤を行っております。
すでにご存知の方も多いと思いますが、この「処方せん」どこの保険薬局でも調剤をすることができます。
ただし、「保険薬局」の指定が無いところでは保険適用になりませんのでご注意ください。
(ほとんどの薬局に黄色い看板やシールで「保険薬局」という目印が設置してあります。それがはってあれば保険の適用ができるはずです)
写真のようなシールがあれば大丈夫です~
ですから皆さんはどちらの薬局でも好きなところで調剤をしてもらう「権利」があります。
医師や医療機関が特定の保険薬局に誘導したり指定したりすることは法律で禁じられております。
(ただし、希少薬剤の手配など患者さんの利便性が優先される場合はこの限りでないと思います)
たとえそのようなことがあっても皆さんに選ぶ権利がありますので、ご自分の納得いくところでお薬を貰って欲しいと思います。
当店では東京の医療機関の処方せんも数多く受け付けております。
待ち時間などを考えると地元でもらったほうが楽という方が多いみたいですね。
また、嬉しいことに「さわたや薬局で調剤をしてほしいから」とわざわざ遠方から処方せんを持ってきていただく方もたくさんいらっしゃいます。
皆さんには病院も薬局も自分の好きなところに行く権利があります。
当店も皆様にいつまでも選んでいただけるような薬局でありたいと思います。