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子供の夏の健康対策⑤~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~

早川弘太

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テーマ:子供の健康

「プール熱」
夏になると度々耳にする言葉ですよね。

昔はプールの水がきれいではなく、プールを介して感染したりすることが多かったので、このような呼び方になったそうです。

プールに行かなければ安心というわけではありませんので外から帰ったら冬場のインフルエンザ予防と同じように

「うがい」

「手洗い」

「体力(免疫)強化」

が大切です。感染症予防の基本は夏も冬も同じなんです。

「プール熱(アデノウイルス)」・「手足口病」・「水いぼ」「結膜炎」などはインフルエンザなどと同様にウイルスが原因。もし兄弟や家族で感染したらタオルの共用をしないなどの予防が必要です。

中医学的には「衛気」というものが弱ると免疫系がよわると考えられています。
「衛気」は皮膚・粘膜・汗をコントロールする働きがありますので、夏場の健康管理には欠かせないものです。明らかに衛気が不足しているようなときも漢方薬などを上手に使うとよいでしょう。


夏の感染症の目安になる症状は・・・・

・目が真っ赤に充血する

・喉の痛み

・頭痛

・下痢

・嘔吐

などは要注意です。


~どうしてうちの子は一番に病気になるのかしら??~
どんな病気でも必ず最初に感染してしまうお子さん、いらっしゃいますよね。
体力・免疫力が弱いといえばそれまでですが、大丈夫です!ちゃんとカラダのバリアを強化する方法がありますよ~

感染症に掛かりやすい子供(大人も当然同じですが)ウイルスからカラダを守る防御壁の皮膚や粘膜が弱いことが原因の一つとしてあげられます。
糖分の摂り過ぎ、カルシウム不足は共通した原因ですのでご注意ください。
先程ご紹介した「衛気」を養う漢方薬などでも対応できますのでお気軽にご相談くださいね。

最後になりますが、前回のコラムでもお伝えしましたが、症状が出てしまったり、病気になってしまってからでは対応が大変です。

未然に防ぐことが一番大切。

病気になりやすいということは病気が入ってきやすい原因が必ずあります。
そこをちょっと助けてあげれば皆さんのお子さんはもっともっと元気になります。

元気な子供は地域の宝、家庭の宝です。

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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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