「男を守れ!」男性更年期対策⑥~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
こんにちは~(^^)
健康カウンセラーの早川です~
昨日から気温の上昇が激しく、早くもバテぎみの方が増えているみたいですね。
このコラムでも夏バテ対策を特集していますので、ぜひご覧下さいね。
コラムのところよりご覧いただけると思います~
さて、シリーズでお伝えしている「男を守れ!」男性更年期対策ですが、非常に多くの方にご覧いただいており、びっくりしております。それだけお悩みの方や、関心がある方が多いのでしょう。
前回のコラムでは、男性更年期の原因について述べさせていただきました。
基本的には男性の更年期も女性の更年期も同じ。
ホルモンの低下にともない
①自律神経
②血流
③ホルモン
この3つで体のバランスをとっているのですが、ホルモンの分泌低下によりこのバランスが崩れてしまうことが大きな原因だと僕は考えています。
女性の場合は卵巣機能の停止にともない急激な女性ホルモンの減少が見られます。
この急激なホルモンの減少が女性に更年期障害が多く見られるひとつの要因だと考えられます。
男性はそれに比べて緩やかな減少をたどる人が多いので、今までは注目されることは有りませんでした。
が、この過剰なストレス社会、運動不足と食事の悪い習慣の継続により体のバランスが崩れてしまい、男性でも非常に多くの方が更年期に悩まされるようになりました。
原因を考えていくとなんとなく対策が見えてきませんか?
ところで、この「更年期」という考えは平均寿命80歳をこえるほどの現代人だからこそ現れた症状ではないでしょうか?
「人生50年」のころでは考えられなかったことですよね。
仕事を定年退職する60歳から80歳まで、
この20年間に使える時間はなんと!10万時間あると言われています。
その10万時間(20歳から60歳までの労働時間とほぼ同じ)を元気に過ごすためにも更年期対策をしっかりとしておきたいですよね。
現在、女性も含めて更年期障害に対する対処方法は大きく分けて2つあります。
①心理療法(カウンセリングなど)
②薬物療法
②の薬物療法ではさらに3つに分けられます。
1)ホルモン補充療法(男性ではあまり見られないと思います)
2)抗うつ剤・抗不安薬の投与
3)漢方療法
この3つに分けられます。
とくに注意したいのが二番目の抗うつ薬・抗不安薬の投与です。
できればこのような種類のくすりは飲みたくないですよね・・・
次回はこのあたりのことをもう少し述べたいと思います。