政令26業務の15号に4業務が追加されます。

2012年4月26日

コラムカテゴリ：ビジネス

昨日25日、厚生労働省にて、第173回労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会（大橋勇雄部会長）か開催され、政令26業務の中に「一般廃棄物処理施設の管理」など4業務を追加する改正政令案の要綱ついて、「おおむね妥当」として同分科会へ報告しました。

政令案要綱は下記の通りです。

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労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律施行令の一部を改正する政令案要項

第一　
労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律第四十条の二第一項第一号の政令で定める業務として、非破壊検査用の機器の運転、点検又は整備の業務及び水道施設、下水施設又は一般廃棄物処理施設（ごみ処理にあたっては、一日当たりの処理能力が十トン以上のものに限る。）の管理に関する業務を加えること。

第二
この政令は、公布日から施行すること。

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この日の同部会の議題は、昨年12月に同部会に提示していた「東日本大震災の復旧・復興でニーズが増加していることをなど理由とする業務の追加」についての協議でした。
　
議題では「専門的な知識等を必要とする業務について」となっており、専門26業務への新たな業務追加するような感じになっていましたが、結果、新たな業務追加ではなく、現在の15号業務「建設設備運転、点検、整備」の中に追加することになったようです。

この政省令は、近く分科会と閣議決定を経て公布の日から施行されることになります。

出井智将　拝