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岩崎正克

伝統文化をつなぐ表具のプロ

岩崎正克(いわさきまさかつ) / 伝統工芸

表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう)

コラム

川合玉堂筆 掛軸解体

2014年8月6日 公開 / 2020年10月1日更新

テーマ:相談

コラムカテゴリ:くらし

シミや折れの為解体作業に入ります。

この写真は掛軸の裏面。
掛軸は、3枚の手漉き和紙により裏打ちされています。
奈良産の宇田紙。(一番最後の裏打ち。)
同じく奈良産の三栖紙。(二番目の裏打ち。厚み調整のため使用)
金襴など厚めの裂地には薄めの紙を使用します。

岐阜美濃紙。 (最初の裏打ち紙として使用)
この紙を剥がす時が一番神経を使います。


解体終了。作業は他店の仕事内容を知ることが出来て大変勉強になります。
これから裂合わせに入っていきます。

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岩崎正克

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岩崎正克(表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう))

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