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濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(にごりかわまさお) / 塾教師・学習塾経営・リモート家庭教師派遣サービス

ウイズ学習会

コラム

2024年度の教育観を広い視野で書きました。

2024年3月27日

テーマ:学習相談

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日も夕方に移動したら、かなり強い風雨で
(ビニール傘ではない方の、愛用の折り畳みだったので)ビルのエレベータホールで
スマホの電話が鳴り‥傘を、フロアのじゃまにならない所に置いて、応答していたら
小さな女の子が、傘を拾って手渡してくれました。丁寧に事情を説明して、お礼を言いました。

気がつくと、先生から、塾の経営者となってから‥
もう24年になろうとしていますが、今も教育現場でお子さんたちの
いろいろな変化を感じながら、いっしょに成長しています。

幼少から音楽が好きで‥続けているうちにミュージシャンになれました。
自分的には、ジャズドラマーで
昔から「髪の毛が白くなる頃には
少しは、よい音が出せるようになりたい」と言ってきました。

不思議ですが‥2023年のある日
テクノロジーの力をかりながら、絵を描けるようになり(それまでアタマの中にあった)楽曲もコンポーズできるようになり、
現在はユーチューブに、描いた絵と
短い楽曲をコンポーズして、動画を作成してアップロードするのを楽しみながら、
コラムを書いたりしています。
(自分なりの、直感ですが)
2024は、次の2025という大きな変化の時代への過渡期という気がしており
ちょうど、そのような時代の潮流の中で
私たちは、「モラトリアム」の時間
もらっているように感じています。

日本の教育や就職文化における伝統的な考え方には、現在も古い制度や社会的な期待に従順であることが重視される傾向があります。

近年では多様性や自己表現の重要性が注目され
新しい価値観やスキルを持つ人々が、社会やビジネスの中で活躍することが求められており、社会や企業も、これらの変化に対応して
より柔軟な教育を受けられたことや、それを学校生活や学びの中でどのように活かして能動的に取り組んできたか?など‥の採用プロセスを模索する動きも見られます。

こうした、日本の教育や就職文化における変化は、
社会全体の発展にとって大切な要素であり
ひとりひとりの多様性と柔軟性を尊重し、個々の能力や才能を活かすことで、
より豊かな社会を実現できるようになるように思います。

教育関係者や保護者の方々は
より未来を見据え、お子さんたちが
本来持っている
「新しい価値やイノベーションを生み出せる能力」を引き出す機会を持てますよう
考えてあげることが、より将来の職業選択にとっても重要になることと思います。

新世代のプレーヤーやお子さんが活躍するためには、私たち大人がしっかりと未来を見据え、個々の才能や価値を高められるよう
これからの時代を生きる「イノベーションを生み出す能力」を見守り、育ててゆくこともたいへん重要だと思います。

特に教師は、次世代を育てる立場にあり、未来を担う人材の育成に深く関わっています。
経営者も、常に市場や技術の変化に敏感なアンテナを張り、未来を見据えた戦略を立てる必要があります。
医師は、変化してゆく新技術をトータルに、研究して宇宙時代の医療を学ぶ必要があるのかもしれません。
そしてアーティストは、社会や文化の変化を反映し、新しい視点や感性による
ポジティビティや癒しを提供する役割を果た先ないとならないのかもしれません。

どんな職業やどの局面においても
「温故知新」と「一望千里」の広い視野が持てる教養が求められる、
ある意味
グローバルなストラッグルの厳しい時代をバランスよく‥
楽しみながら乗り越えるような、
強い「平常心」と「忍耐力」が必要になるかもしれません。

自分でも、(テクノロジーの進化にふれてみて、その使い方やインターフェイスに
慣れるように試行錯誤することで)
これまでは、あまり想像もつかなかったようなさまざまな職業が枝分かれするような
時代を乗り切る「生きる力」は
どんな方向に才能を伸ばすにせよ、未来を感じる力をつけ、相手(お互い)の気持ちを、想像したり、理解し合うような
「思いやりが大切」な社会となるように感じております。

ですから、これまではなんとか機能した、いろいろな仕組みや
制度設計が、ある日突然機能しなくなったり、ほころびがいろいろなところから
出てきているのは、必然といえば、必然だと‥思いますね。

日本には「心眼」という、昔からのことばがありますが、
ここがマシーンやテクノロジーに代替えされない、最後の砦かもしれませんが

今日は、真面目に自分なりの視点でこれからの
時代を大局観で見て、書いてみました。

傘を拾って待っていてくれた、昨日のお子さんと
先日、トリトン・ブリッジでダウンのポケットから、落とした
手袋を片手を、拾って手すりに置いてくれた方にも、お礼を言いたい気持ちです‥


次回は、少し具体的にどのようはプラクティスやトレーニング、発想の転換が
必要なのか?など、じっくりと書けるよう頑張りたいと思っております。

朝になりました‥長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたプロ

濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(ウイズ学習会)

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