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濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(にごりかわまさお) / 塾教師・学習塾経営・リモート家庭教師派遣サービス

ウイズ学習会

コラム

一般の方が、お分かりになりずらい「塾選び」についてご説明します。

2023年3月5日

テーマ:学習相談

コラムカテゴリ:スクール・習い事

2000年に独立後、ほとんど広告・宣伝なども
せずに、なぜ「口コミだけで」ほんとうに競争の熾烈な塾業界を
サバイバルしてこれた
のか?

それは、(現在では)35年を超える、業界経験により、ほんとうに多くのスタイルの

塾や予備校と言われるような業態の栄枯盛衰 を見てきた
というか

今度の会社のこうした、やり方は素晴らしいな
とか‥

このような面は、過去に勤務していた

まだ、あまり会社会社せず(利潤追求に走り過ぎず)地域密着型の、教務の時代の方が
(人に優しく、温かみがあり)お子さんの
ストレスにならないなー。など、
いろいろなことに、気がついたりいたします。

地域の小さい教室から、(ターミナル駅近の)
大教室まで、室長経験するうちに

常に会社が(経営的な)課題に乗り上げたり するので
(たとえ、私が関わっている範囲や時期は
うまく行っていても)

組織はチームプレイで動きますから
組織を(船に例えますと)
ある時点で下船、乗船を繰り返しながら

次の目的地を目指すしか、なく‥

ただ、当時の(私の同世代が過ごすような)
安定した、業界でなかった
ため、かえって
(それが幸いしたのか?)

逆に、下船する度に

(塾教師になる前の)家業の手伝いや
地域で学んだことが活きたり
別業界のタンカーのような(船に)運良く
救われたりしながら

(今で言うような)
異業種横断的な経験ができ

それらが現在でも、とても役に立っており
とてもありがたいと感じております。

塾選びに限らず
習い事やレッスンの良し悪しは、その人(生徒一人一人の主観と相性とその上に
さらにご縁のような
不思議な部分が多く)

A君にとっては、居心地がすごくよくとても成績が伸びても、Bさんにとっては全く‥勉強が
苦痛になってしまうように

(コンビニや量販店のように、システマチックに
便利なら、それで良いという、業態とは全く
異なります)

ですから、塾や先生選びって難しいのです。
余談ですが、(例えば)日本人の伝統的な美学

花道・茶道には〇〇流のような作法や
流派があります。武術なども、同様に「どんな先生に習ったのか?」分かってしまうと言われます。

音楽なども、少しの時間で「その人のバックボーン」などが、見透かされてしまうほど‥
こうした世界は、純粋で奥が深いものだとおもいます。

なので教育は一番難しいのでは、ないでしょうか?
ジョン・レノンが楽曲を作るより、子育て
(子供の教育)の方が、ボクには難しいんだ‥と
一時期、子育てに専念している時期があった
のは、有名な話です
(すみません‥、また本題からそれてしまいました)

2001年のある時ある時、港区の保護者の方から
お電話をいただきました。
ご要望は「無学年のお子さんが、数名まとまるので、出張指導していただきたい」という
ことでした。
どちらで、受講されたいのか?を伺うと
集合住宅からは、東京湾の夜景が
一望できる、すごい立地ですが
(当時まだ、小1〜小5のお子さんをもつ、
お母さんたちのグループですから)
最寄りのJR駅の方の繁華街の塾まで通わせるのは、心配
もあり(近くに良い先生もいらっしゃらない)との、ことで‥

当時、(自分は)独立したばかりでしたから

(私が)週1回だけなら、なんとかなるかも‥
ということで
お話がまとまり、「出張指導もする塾」
というコンセプトで臨むことになりました。

(当時ですから)お電話やfaxで
学年の構成や、個別の学習目的も事前に
伺っており

どのお子さんが、共用の学習スペースに
何時〜何時のようなタイムテーブルも、必要な
プリントも揃えて、初回に伺いました。

生徒さんはもちろん、保護者の皆さんとも
初対面で、授業開始の予定でおりました。

ただ、お母さん達にとっては
皆、学年や目的も違う「ワングループ」に
(限られた時間で、私が)どんな、方法で 指導するのか
全く分からないとのことで
初回は30分前ぐらいに、お集まりいただいて
学年・教科の揃った生徒さんに(学校のように)
一斉授業するのでなく

それぞれの、帰宅時間からタイムテーブル
や、カリキュラムを作りおとりすることを
ご提案いたしました。
多少(生徒さんの)お時間が、かぶるところがあっても
子供達は、かえっていつも一緒に外食に行ったりしてる仲間なので、適度にリラックスしながらもとてもよく集中でき
(始まると)
「え〜つ、〇〇年生になると、こんな難しい
のやってるの?」とか
「こんなの、カンタンじゃない〜!」のように
上下の学年の学習のイメージをもったりできるようもになりました。
(授業が終わった子はお母さんの手作りおやつ
なんか食べたり、交換したり、超楽しそうでしたね)

おまけに、ワングループ内で個別指導できますので、(こちらもスケールメリットがあり、双方に とってお得になるんですよ

ご説明を(ホワイトボードで)しました。

お母さんたちは、そもそも(ご自分の時代には
個別指導を受けたことのない、世代の皆さんでしたから)

集団塾と、個別の違いから説明して欲しいとのことで‥
(これをちゃんと話すと、すぐに1時間かかる認知度でしたから)

ホワイトボードに図示しながら、(30分で理解していただけるよう)ご説明しました。






今日は、以前に何度も同じ
説明するのが大変だと思い

スケッチブックに図にして
手書きイラストを描いてあったのを、思い出し


多くの保護者の皆さまに、見ていただいて
現在の東京(日本なのか?‥汗)の知られざる
塾業界の姿をまさに今日(塾選びの前に)!

みていただければ、と思いたち

P.C.を開いております。

前回の記事に書きましたように
もともと、自分の関わった生徒さんの将来に
向けて

(アクトローカルな時代では、ありましたが)
(身体をはって、何か試行錯誤を繰り返していた
頃のイメージです)





今は、そんな時代じゃないと思う方もいらっしゃるとは、思いますが

義務教育期ぐらいまでの、お子さんの
日常って、結局は紙ベースの漫画が動画になった
程度の違いで

成長過程での、大切な学習要素や項目は さほど変わっていない
のでは‥と思いますー。


90年代の個別指導塾チェーン時代の、
渋谷区のプラネタリウムの近くの校舎の時も
「あんまり夜景が綺麗で‥こんなすごい所で塾やってる時代って‥考えてもみませんでした」
が‥

 この、港区での授業でも
授業を終えて、代表者のお母さんと、
来週の打ち合わせさせていただいておりましたら、レインボーブリッジとか
あんまり大きく見えて‥
(それ以前から、たまに見る夢でこの景色を見ていた気がして‥とても不思議でした)

金曜の夜、手作りの夕食をご用意していただいてたりして(帰ってから食べますから‥というのですが)
結局、御馳走になりながら
次回の打ち合わせさせていただいたりして
きました。

2023年は、これまで以上に変化と激動の時代を迎えることだとは、思いますが
過去の生徒さんや、当時の親御さんの
(お子さんを思う、熱い気持ちを)
忘れずに、スタイルを変えることはあっても
これまで、支えられてきた多くの皆さんとの
出会いに感謝して

少しでも、(いろいろな面から、知恵を絞り)
お役にたてますよう
ウイズ勝どき」から
原点に立ち返るべきところは、十分に見直し】
新たなコンセプトを、4月に間に合うよう
再構築できますよう、頑張りたいと思います。

いつの時代も、落ち着いて考える時間が大切ですね
バームクーヘンたべながら、読んでいただくのもよいかと↓
https://twitter.com/kobetu_jupiter/status/1632355497461567489?s=46&t=Un9U0WDZT7rzJ9NprnTw-g

長文にお付き合いいただき
いつもありがとうございます。

この記事を書いたプロ

濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(ウイズ学習会)

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