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濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(にごりかわまさお) / 塾教師・学習塾経営・リモート家庭教師派遣サービス

ウイズ学習会

コラム

塾選びも含めて、その時どこにいるか?って一番大事ですよね!

2023年4月9日

テーマ:学習相談

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今日は思い出したように、書いておきたいことがあり
タイピングしています。

「時代の変化を見越し、時間を浪費しないための賢い塾選びについて
考えてみました!」という記事の、
グラフを(私の感じてきた観点から)警告の意味もあり
黄色とブルーに
対比させて比較いたしました。

余談ですが、私が小学生か中1だったころ

たしか九段下にあった区の図書館だったか‥
の行き帰りのバスで
仲の良い幼なじみに、言われたことがありました。

このランプ「次停まります」、ランプをタッチする
乗客からみると、「次降ります」なんじゃない?と

意見を求めると、(彼に)「そんなの‥どうでもいいん
じゃんかよー?」みたいに、言われ
えーっ、どうでもよく感じるの?って(仲良しのお友達でも)とても物事の感じ方に、違いがあるんだな
ーと思ったことがありました。


高校時代から大学になり(環境は変わっても)
良い友達でいられ‥
いわゆる
竹馬の友ですね。

その後も、よく話が別れるのですが
ぶつかれば、ぶつかるほど、(高校生ぐらいからは)
「なるほど!」(お互いに)ピッタリ
とは、噛み合わないけど、それが、相互補完的に働くので
みんなでチームワーク的に動くには、よい方に
出るから、いっしょにいられるんだなーなどと
思えるようになりました。

でも、現在でもインバウンド需要とか、
ビジネスライクにつながってゆくような
方向には、「ユニバーサルデザイン」とか
耳障りの良いことばや行動も伴うのですが

国民や庶民や、弱者やマイノリティーについては
相変わらずで‥下から上に、意見があがるか?などは
はなはだ変わらない面が多く、がっかりすることも
しばしばあります。

【本題のグラフの比較ですが】


今日は
(左の黄色)トップの「立地」

(右のブルー)「場所(学習環境)」
についてのみ
書きますが

先ほどの前置きのように
【立地】ですが、これはそもそも
出店する側の利益からみた、ことば
がそのまま
出ている気がしてしまい‥こういう風に簡単に考えるん
だろうな‥と、思ってしまいます。

会社員の室長時代に、(渋谷区で)2ケ所の教室を
行き来する経験をしました。
(これも、以前の書いたことと重複してましたら)
読みとばしてください。

なんとか、最初の教室は(いろいろな方の助けで)
業績が上がりました。
組織やチームは、調子のよい時は
次もイケると考えがちになります。

私と現場のマネージャーは、もう少し足下固めた方が よいのじゃ
‥と思っているのが、なんとなく伝わって
いました。

古い方の教室は、住宅街よりにありました。
プラネタリウムの近くの新規教室は、
超一等地への出店で、テナント料を
考えても、危険過ぎるのではと思いましたが、
なんでも勢いのある時は、誰も止められない
ものです。

コンセプトも今までとは異なり「教務面を、より重視しないと‥というのが、自分の直感でした。

やはり、新コンセプトはそう簡単には、ゆかず
会議でみんなの表情が暗くて

私は、こちらの評判を聞いていらっしゃって
くれる生徒さんでも、新コンセプトのシステムが
合いそうなご要望を

きちんと、そちらの教室に紹介したりしました。

営業マネージャーからは
せっかく成績良くても

「それじゃ、ただのいい人じゃんー!」と
(完全に、営業成績目線で言われましたが

これまでに、セクショナリズムによる目先の利益よりも、
会社全体が伸びないと経営が持続しない
ことを
経験してきたので、そうしました。

「結局、どうする?」と詰められ
それも、なんで(一社員の)ボクが判断しなきゃなんないのか?‥と
思ったんですが

あちらは新しく広いので
9月には、こちらの生徒さん(講師の先生ごと)
移りましょう。とスッパリ言いました。

ですから、夏期講習の途中の(お盆休み)に
(講師の先生も手伝ってくれ)移転するという、ハード
スケジュールになりました。
9月のアタマの混乱もなく、
今度は、旧教室の

原状回復のことで、すぐ戻り
業者さんの合見積もりをとるよう、言われました。

その時は、こんな厳しいこと
他の室長は求められていないのに‥と、思うことが
よくありましたが、

ある年代になり
当時はほんとタイトだったのですが‥
そうした経験がなかったら、こうしてサバイバルできていない
だろうなと‥思えるようになりました。

生徒の多い、ようやく繁盛してきた教室を
いくつも移動することになりましたが
「安全や治安、第一」
でストレートなことも
はっきりディスカッションする
タイプで
自分的にはよかったかと思っています。

この時の決断理由に大きくひびいたのは
ある日の午後の授業で
たしか、10Fより上の階におり

なんか、煙いような臭いがして
入り口のドアを開けると、下から煙が上がってきていました。

すぐに、授業を中断して、何も持たずに
ハンカチを口にあてて、
エレベータを使わず、内階段で1Fから
外へ避難するよう、みんなを誘導しました。
(当時の渋谷はとても密集しており、ビルには外階段がなく途中までの手すりから、となりのビルの屋上に移るしかなく、これはムリだと思い)

雑居ビルでしたので
1Fの会社が会議しており、流しの三角コーナの
タバコが消えておらず‥
煙が上にどんどん上がっており

生徒や私もすぐ気がついたのと
土曜日で生徒も講師も少なかったことが幸いして、

ボヤ騒ぎで済み、だれも怪我ひとつなく
帰宅でき、

今思うと、ほんとうにみんな無事で よかった
と思っております。

未然に防げたので、こうして今コラムを書けておりますが
いろいろな所で、いろいろな体験ができたおかげで
物事の選球眼が鍛えられたように思います。

他にも書きだしたら
キリがないように、その後もいろんな経験をしました。

ですがこれからも、日々判断と対応の差が
全てにおいて、いろいろなことを分けることになるので

流行や変化についても、深い洞察力と迅速な対応先を読み

ものごとの優先順位と、判断力をみがき続け
ないとならないと、

4月新学期を前に、靴のひもを締め直して
臨みたいと思います。

この記事を書いたプロ

濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(ウイズ学習会)

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