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濁川正夫

一人一人に合わせた指導法で個々の才能を開花させる塾教師

濁川正夫(にごりかわまさお) / 塾教師・学習塾経営・リモート家庭教師派遣サービス

ウイズ学習会

コラム

ほんとうのグローバル競争社会をサバイバルするための、現場からの教育観についてお話します。

2023年4月6日

テーマ:学習相談

コラムカテゴリ:スクール・習い事

(内容が重複してましたら読みとばしてください)
80年代の末に配置転換で4月に、予備校(現役高校生の)部
に移りました。
(過去の記事にも、少し書いたとおりです)
当時当たり前すぎる、会社名の〇〇予備校という、
看板のネーミングを

ある時点で変更して→「〇〇プレップ」にしました。
徒歩2分には、ピカピカの自社ビルで
本部は一斉授業部門を行っており、
打つ手がありませんでした。

当時のコンピューターソフトを用いた、
自立学習システムなど、いろいろな
ツールが廻され試行錯誤の毎日を送っていました。

専任の正社員の先生達も、自分のブランチの管理で
精いっぱいでしたので、

学生講師さんに、会議に参加してもらい
風通しのよいスクールにしました。土曜日などに
会議を行い、学生さんに会議の時間給を出せるよう
本部と交渉しました。

本部で小6の合格のお祝い会があったりして
「おやつ」のランチョンマットをに
「私立中・高」の補習をする
「プレップ」を知ってもらえるように、協賛したり

夏は(本部の総務の先生にお願いして)
学生講師の皆さんに、教室を任せて
本部の小6の受験合宿に参加し、朝からマラソンしたり
ホテルのプールでいっしょに遊んだり
最終日には、キャンプファイアーで
(ギターを弾ける)社員の先生と、
生徒さんのカラオケ大会とかの伴奏したりと、楽しく過ごしました。

そのような、取り組みをしながら
少しずつ個別指導を知ってもらいました。

それから、時代の移り変わりとともに、どんどん
形態を改良しながら、塾・予備校を渡り歩きました。

やはり、受験を考えるとマンツーマン指導が
理想的ではありましたが

いろいろな、家庭環境を考えますと‥どうしても最後は
「ご費用のカベ」によって敷居が高くなってしまうのは
現実で‥

私は99年で、(会社員の)塾の先生を辞め
2000年に独立する道を選びました

スモールビジネスで アクトローカル
に実践でき
長く継続できるスタイルになるようコンセプトを
練りました。

徹底的に、不必要なサービスを外し
コストを削減し中身のクオリティーと成果
にこだわりました。

ウイズ学習会を立ち上げてからは
「数学系(理系教科)を最大8人でも、個別に教えられ
今、何を教えて、何は「自分で考えてもらうのが良いか
瞬時に理解し・判断して指導できる先生を育てました。
私は、英語・国語の(文系教科)を同様に8人ぐらいは
無学年で、ご指導できるようにはなっていました。

2023年からは、さらに大きく時代が動くと思いますが
しばらくは、給与水準の伸びは諸外国に負けてしまうので

かえってまた、このスタイルから
1:4→1:2→マンツーマンコースへと

必要に応じて、臨機応変に選べるスタイル

回帰いたします。

また、(体験で)ご講評の
リモートマンツーマンレッスンを、対面1:1コース
のご費用の8割ぐらいに抑えられ

おまけに、リモートレッスンは
60分・45分・80分の時間設定を可能にすることで
クオリティーの高い授業を、目的・学年により
選べるよう、システムを改良し
ご費用の負担を軽くして、
重要学年に 指導時間を多く
学習できますようにいたしました。

授業やカリキュラムのカスタマイズは、2000年の
創業時からすでに、行っており

この春もネームバリューのある、大手個別指導塾のご費用と、面談で保護者様と比べなおしたところ

90年代より、さらに高額になっている
ところが
ほとんどで、

義務教育のうちから、教育格差が広がると
将来の社会階層が固定化してしまうので

ウイズ学習会は、温かい「寺子屋個別」へ戻る
よう
決断いたしました。

授業料の自動引き落としなどによる
当月末の退会が、できないなど‥ありえない過去の
慣習が今も、続いている会社があったりして

どれだけ、時代錯誤なのか‥お話を伺い
驚くこともありますね。

教育にせよ、会社組織であれ(研修制度)つまり
行き着くところ「人への投資ができなければ」
かつての
途上国にも、どんどん追い抜かれて
しまいます。

幼いうちから、競争原理にさらされる
生徒さんや親御さんの
本音の部分に

「食育」や健康管理としての「保健体育」
「道徳」「社会順応力(ITや金融リテラシーも含め)を
学ぶ教科」
【問題(課題)発見力】
プレゼンテーション力などの
これからの時代を「生きる力」の育成を公教育
に求められ

もうしばらくは、生徒さんは(受験に必要な教科は)
塾や予備校の先生に習いたいんだと思います。
そのため(親御さんは)塾や予備校の講師にも、教育をアウトソーシングできる私立小・中に通わせてあげたくなるのは、当然でしょうね。

現実問題として
教育費用がかかり、
それが女性の幸福度に影響を及ぼす
のであれば

やはり、(私は)教育バウチャー制度などにより
必要な教育を(お子さん自身が望み
親御さんと
相談しながら)選んで受けられる
ような
制度設計も、考えていただけるような社会の
実現についても

議論を深めていただければと思い書いております。

4月新年度が落ち着きましたら
引き続き
コラムにて、重要な点を書いてまいりたいと思います。

【今日のコラムの終わりに】
(私になりに、ポリシーを持って取り組んできたことの
ひとつですが)
人数の多い、グループの個別レッスンでも
欠かさず行ってきたことに

音読
や自分の声で、読み上げ」してもらう
ということがあります。
1:4のフレキシブルスクエアコースまでは、かなり
これができます。
国語長文は、一段落でもけっこうです。
英語は、中学生までは、それほどロングセンテンスでない
ので、(  )内の答えが合っていれば◯というような
授業はしません。

必ず、一文の終わりピリオドまで「自分の声・発音」
で声出しを聴いて
◎つけをします。(これは、一斉授業ではできません)
でも、これをしていないと、どんなにインプットが あって
「アウトプット」が弱い
ので
海外に素晴らしいメードインジャパン
を売り込めず
つまり
商談が成立しないと思うからです。

(ツイッターイメージ)
懐かしい四分音符ワンスクエアの 
あたたかいTR-808とカリンバ
(チェキは生徒さんにいただいた、富士山)です。
余談ですが、私のケースまで
特注した808(ヤオヤ)は
積んでおくと危ないので‥
3.11の後に手放しました。

https://twitter.com/kobetu_jupiter/status/1643953050535735296?s=46&t=Un9U0WDZT7rzJ9NprnTw-g

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濁川正夫

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濁川正夫(ウイズ学習会)

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