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斉藤典子

魅力の総合演出家ビジュアルブランディングプロデューサー

斉藤典子(さいとうのりこ) / イメージコンサルタント

Atelier Lumiere

コラム

普段の洋服選びには、先にイメージを揃えてみる

2016年8月10日

テーマ:スタイリング・服の選び方

コラムカテゴリ:ビジネス

服を選ぶ基準って、どんなところを気にしますか?

色とか値段、サイズとか、
暑くてトップスの替えが少ないなとの
欲しいアイテムをとりあえず、
とか色々選択の基準はあると思いますが、
決める時の優先順位の基準は、自分はなんが優先されますか?


日頃仕事をしている方だと、
仕事のシチュエーションやオフの日の過ごし方にもよって
仕事用(例えばスーツが多い方)とオフ用がまったく装い方が違うと
必要なアイテムの幅や数が必要になるので、
コーディネートがうまくいかないというご相談もよくあります。
また仕事着はあるけど、オフの日の洋服はほぼ適当とか、ね(笑)。





女の子2人

今の時期、バーゲンもあるので一気に揃えようと思うんです、
と先日コンサルにいらしたお客様のご希望に応え揃え方のお話から。


まずは何を買うか、を決める前に
どのシチュエーションの場所での
どんなスタイリングをしようか「イメージを先にきめる」のも
コーディネート力をアップさせるコツのひとつです。



決める前に、イメージを考えてみる


イメージって、
「元気な感じ」「明るい感じ」「優しい感じ」「しっかりした感じ」…とか
人物をイメージすると、意外といいですよ。

「オフの日だからカジュアルでいいやー」
とだけ漠然と選ぶと
なんだかボヤっとしたモノばかりが増えたりします。
「オフの日に出かけるさわやかな感じにするスタイリング」とか
「仕事の日のちょっと優しい女性らしいアイテムが欲しい」とか
イメージテーマを先に決めるのも
上手にお買い物をするコツです。






おしゃれ(洋服)の楽しみ方


自分の洋服に対する考え方は、本当に人それぞれですよね。

洋服が大好き、という人もいるし、
まったく気にしていない、という人ももちろんいらっしゃる。
毎日コーディネートを考えるのが楽しい、という人もいるし
まったくもって面倒で無頓着、という人も。

でも誰しもが身につけている洋服。
当たり前のようだけれど、洋服を身につけていない人はいない。
からこそ、
ファッションの楽しみ方には4つ、私はあるとお話しています。

1、ブランド&STORYを楽しむ
2、流行を楽しむ
3、TPOを楽しむ(パーティや式などの特別なシチュエーション含む)
4、日常を楽しむ(自分STYLEを楽しむ)
ひとつだけでなく、2・3ポイントを一緒に楽しむこともあると思います。

この4ポイントのうちの1〜3は、特別な〇〇とつくような、特別な誰かとの、特別な場所、
のための着こなし方になることが多いでしょうか。
言い換えると、その時間、相手、場所がこなければなかなか楽しみにくい。
また特に私は人前にでるわけでもないから、と洋服を気にかけることが
特別なものとなってしまって嫌煙されるのも、この3つのポイントしか
楽しみ方があることを知らない方が多いのも事実ですね。

   
でも本来「服を着る」というシチュエーションは毎日のこと。
どんな人でも、毎日朝服を着るという行動をしています。
特別な時にちょっと頑張るのではなく、
毎日の過ごし方や自分との向き合い方から楽しみ方が変わり、
日常の時間の質が変わるのが、4番の楽しみ方です。

その4番の自分STYLEを楽しむ日常の洋服選びには
「自分がワクワクするモノを選ぶこと」と
「自分の印象・イメージに合ったモノを選ぶこと」
その上で、さらに
色やデザインが好きかどうか。
着心地感が大切とか、
汚れても洗濯しやすいもの、とか自分の優先順位の高い選択基準を考えて決める。


「なんかいいかも」って買ってしまったけど、
結局着なかった、、、というのも良く聞くお話です(笑)。
それって、着るシチュエーションがイメージ出来てないのに
とりあえず買ってしまったから、、ですよね。


タンスの肥やし、なんてよく言いますが、
タンスは肥やしがなくても大丈夫!(笑)
ちゃんと^ ^育ちます!
自分がコーディネートしやすいように、育ちます。
タンスの肥やしになるものよりも、
必要なアイテムがちゃんと揃っているタンス!
そのほうがはるかに朝のコーディネート時間が効率よくなるし、
スタイリングの幅も広げやすくなります。


4番の自分Styleを楽しむコーディネートは、毎日のこと。
頑張らない。緊張しない。簡単にできる。
そして自分らしく楽しい気分で、心地よく過ごせるモノ、とかがいいですよね。

 

ちぐはぐな印象のモノが揃っていたり、
着ないモノがたくさんあるクローゼットじゃなくて、
まずは自分の優しい感じ、明るい感じ、とか人物イメージにあったアイテムを
揃えておくと、
そこからアレンジもしやすくなります。

カタチあるものは、必ずイメージって持っているので、
お洋服を選ぶときにも、
「これってどんなイメージかな?優しい?かわいい?」とか、
考えてみる練習から始めてみてください。




魅力の総合演出家 斉藤典子

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