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橋本将吉

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コラム

<医学部生へ> 一歩抜け出したい人へ!

医学部生へ

2017年4月20日 / 2018年5月15日更新

こんにちは。医学生道場の生徒さんから、「大学の授業でどこが大事なのか、よくわからない……」という御質問を頂きましたので、コラムを書きたいと思います。

実は、珍しくない


他のコラムでも書いていますが、医学部に入った時点で、とても頭がいいんです。
天才、もしくは秀才!と私は思っています(^◇^)

そんな強者揃いの医学生たちですが、この生徒さんに限らず、同じような悩みを持つ学生さんも多いのではないでしょうか。

確かに、授業中に大事といわれた場所は、教科書で太字か赤字になっているでしょう。
そして、そこをテスト前に気合で覚えようとすると思います。
では、どうしてどれが大事なのでしょうか。

少し脱線して、私の医学部生時代の経験も含めて、お話したいと思います。

基礎医学と臨床医学


このコラムをお読みの方のほとんどは、この言葉に聞き覚えがあるでしょう。
もしかしたら、これらの授業を実際に受けているかもしれません。

医学部六年のうち、主に三年生前期までは基礎医学、それ以降は臨床医学を学ぶことになると思います。
特に、基礎医学を学んでいる低学年のうちは、先生が言っていることの実感がわかないということが多くありました。

例えば、ただでさえ覚えることの多い解剖学について考えてみます。
医学部に入るまで聞いたこともなかったような名前の血管や神経が出てきます。
これらがなぜ大事なのか、分からないのです。

周りの学生たちも、私と同じように苦戦していました。先程も申し上げた通り、入試という難関をくぐり抜けてきたはずの人達が、です。

どうして授業が分かりにくいのか


残念ながら、新しく学問を学ぶ上で、まず避けることはできません。大学でどれほど良い先生に当たったとしも、大なり小なりこのような悩みは生じてしまいます。
「その知識はなぜ重要なのか」という視点が見えにくいのです。

臨床医学を学ぶのに、まずは基礎医学の知識が必要なのは、ご存じのとおりです。
そうして無事進級していって、臨床医学を学んでいく段階になって、ようやく三年生までに必死で覚えた基礎医学の知識が定着していくのです。
さらにその状態で臨床医学を学ぶと、先ほどまでは見えてこなかった視点が見えてくるでしょう。

こうやって医学を学ぶと、基礎と臨床の内容を行ったり来たりすることになります。
そしてこの流れは、医師になってからも変わりません。
こうやって基礎と臨床を繰り返し学んでいくことでさらに理解が深まっていくことを、私はよく「スパイラル」と呼んでいます。



では、このスパイラルを生じさせるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

臨床の視点を持つ!


臨床の視点を持つことができれば、患者さんという症例を交えながら、その用語をなぜ覚えなければいけないのか、と深く勉強することができます。
一番最初から臨床の視点をもった解説をしてもらうことで、より深く基礎医学を勉強することができます。
上の図でいけば、初めから一周した状態、つまりは周囲よりも少し進んだ理解ができるのです。
低学年のうちは少しの差かもしれませんが、高学年になってから、この差が効いてくるでしょう。

しかし、残念ながら、医学部の教育は授業時間も限られており、先生方も忙しくてそこまで話せません。それだけ医学という勉強量が膨大なのだ、と思って頂ければと思います。

臨床医の先生と勉強する!


また、高学年になって、臨床医学を学んでいる人も、実は同じです。
やはり、実際の現場に出ている先生であれば、「どうしてこの内容が大事(つまりは、国家試験にも出やすい!)なのか」という観点から説明することができます!
学年を問わず、臨床の視点を持った上で勉強することのメリットは非常に大きいですので、お気軽にご相談ください。

今日のまとめ


いかがでしたでしょうか。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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