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槌田博

食品会社の二代目をサポートする経営コンサルタント

槌田博(つちだひろし) / 経営コンサルタント

エコロフーズ・コンサルティング・カンパニー

コラム

事業復活支援金の事前確認 準備のための3つの要点

2022年2月21日

テーマ:補助金・助成金

コラムカテゴリ:ビジネス

槌田は、事業復活支援金の登録確認機関として、コロナ禍で困窮している個人事業者や中小企業の事前確認を無料で行っています。

事前確認は、日時をお約束して、準備万端ならば、1時間弱のZoom会議で面談で終了します。
(事前確認をした証拠資料として、Zoom録画させていただきます。)
登録確認機関および中小企業診断士として、守秘義務をもって業務にあたりますので、安心してご依頼ください。

ところが、今回の事業復活支援金の事前確認では、8割ぐらいの確率で事前確認が完了せず、
「事前準備が整ったらもう一度メールをください」といって、お別れする状況です。
いったい何が問題なんでしょうか?

事前確認ができなくなる3つの要点


事前確認機関には、事業復活支援金の事務局から事前確認マニュアルというものが配布されていて、記載されたルールで事前確認します。
なので、そのルールに到達しない場合は、「今回は事前確認できません。」というしかなくなってしまいます。
その3大難関とは?

① 帳簿書類

『2018年11月から対象月までの各月の帳簿書類(売上台帳、請求書、領収書など)』が必要です。
この『2018年11月から』というのが問題です。
Zoom画面共有で確認できれば、エクセルファイルでも、PDFファイルでも、
電子帳簿サイトのWeb画面でも大丈夫です。

② 通帳

『2018年11月以降の全ての事業の取引を記録している通帳』が必要です。
この『2018年11月以降の全ての』というのが問題です。
通帳の内容に「未記帳合算」が含まれている場合は、金融機関から明細を取り寄せてください。
Zoom画面共有で確認できれば、金融機関サイトのWeb画面でも大丈夫です。

③ 2021年(昨年)の確定申告書

『収受日付印の付いた基準期間を含む全ての確定申告書類の控え』が必要です。
選択する基準期間(売上が正常だった時)として「Z:2020.11-2021.3」を選択した場合に限りますが、
2021年(昨年)の確定申告書が必要です。確定申告の締め切りが3月15日のため、
2021年の確定申告が済んでいない方が多くいらっしゃいました。

まとめ

揃えるべき書類は、事業復活支援金の公式サイト https://jigyou-fukkatsu.go.jp/
で確認してください。
必ず、https://jigyou-fukkatsu.go.jp/assets/files/f_kakunin_leaflet_A4.pdf
のチェックリストですべてOKであることをご確認ください。

事前準備をしっかりしていただいて、1時間弱の面談でキッチリと事前確認を終了しましょう。
最短、35分で完了できた個人事業者さんもいらっしゃいます。
タイムイズマネーですよね。

槌田は、みなさまからは事前確認の手数料をいただきませんが、
事前確認を完了すると支援金事務局から1件あたり僅かな報酬をいただくことになっています。
しかし、事前確認が完了しないときの報酬はありません。
みなさまのお時間も、槌田の時間も、すべて無駄になってしまうのです。
ご協力をよろしくお願いいたします。

槌田のエコロフーズ・コンサルティング・カンパニーでの事前確認について、
詳しくは、事業復活支援金のWebページ
https://www.ecolofoods.jp/Jigy
をご覧ください。

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