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コラム

【歯周病 症例】上顎前歯2本を抜歯して矯正治療開始する40代女性

2017年2月6日 公開 / 2017年2月22日更新

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 歯周病 口臭歯周病 治療歯周病 予防

みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です!
今日もみなさまに役に立つ歯列矯正情報を発信していきます!

現在は旧ブログと新ブログを併行してアップしています。
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プロ矯正歯科の患者さんの特徴としては他のクリニックではあまりみかけない症状をお持ちの方が多く来院されます。
1:外科矯正治療希望もしくは他で外科矯正治療と診断された方
2:年齢が35~50代の方
3:歯の欠損(抜いてしまっている)が多くあるかた

1~3の複合型
1~3のタイプの方の場合は数年前なら矯正治療対象外といわれてしまった可能性もある方です。

現在はなぜ可能かというと、歯周組織再生や骨の移植などがおこなえるようになってきた背景があります。
それでも、一般の人の治療と比較してしまえばとても難易度が高いことは間違いありません。

本日もそんな症例です。
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

【歯周病】歯周病を伴った歯列矯正治療のメンテナンスは難しい

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

五月連休を過ぎてから暖かい毎日がつづいておりましたが、ここ数日は寒い日が続いております。特に日中と夜間の寒暖の差が著しいです。風邪をひいている患者さんも結構な数いらっしゃいます。みなさまも体調管理にはくれぐれも御注意ください。

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当院の患者さんは一般の矯正歯科に比べると難易度の高い症例の割合がおおいいと思います。理由はいろいろとあるのですが、代表的なものとしては。

1:はじめはなんとなく自宅の近所の歯科医院もしくは矯正歯科で診察をする。
2:その結果、治療不可能といった返答をもらう。
3:自分自身の症状が重傷なことが理解でき、御自身でクリニックを真剣に検索しはじめる。
4:いくつか候補にあがったクリニックの中から当院を選択。

といった流れになると思います。

それでは、治療不可能といわれる症例とはどのような場合でしょうか?

大きくわけると 1:歯の問題 2:歯茎の問題 3:顎の問題と 3つに分類できます

1:歯の問題は 多数の虫歯 もしくは 多数の歯が欠損している といった状況です。
2:歯茎の問題は 歯周病に罹患してしまった人の場合です。
3:顎の問題とは 歯列不正の原因が歯ではなく、顎のズレやサイズ、曲がりなどが原因の場合です。

今回のテーマは2の 歯周病に罹患してしまった人の場合です。

まず、基礎知識ですが、歯周病は虫歯同様に菌による感染症です。
ですから、症状を放置しておくと病気はどんどんと進行します。

また、治療の基本は症状の緩和です。

治癒というよりは症状をおちつかせるといった事が主体ですので、
歯茎の状態が歯周病に罹患する前の状態(つまり若いころの状態)にもどるということではありません。

これは非常に重要な知識です。
歯周病の再生療法 つまり、うしなった歯周組織を再生するといった事も部分的には行われておりますが、本当に健康な状態(つまり若いころ)にもどることはありません。

ですから、歯周病が原因で歯並びが悪くなった症例を歯列矯正治療した場合、治療後のメンテナンスがとても重要になってきます。

それでは本日の症例です。
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

【歯周病 治療 画像】歯周病患者の歯列矯正はメンテナンスが重要です

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

2週続きの大雪で大変な週末を迎えました。私のほうは水曜と木曜に学会発表のため仙台にいってきたのですが、仙台の方でも71年ぶりの大雪だったそうで、交通機関が乱れておりました。具体的には交通渋滞が本当にひどくて市街地の道路がいつでも渋滞といった状況でした。やはり、普段は徒歩や自転車といった移動手段の方も車を利用する頻度が高くなるため渋滞はやむ終えないといったところでしょうね。幸い、都心部では土曜と日曜といった週末の大雪だったため月曜からの通勤・通学には影響はなさそうです。
こんな天候ですので、本日も診療にくることが不可能な患者さんも多くいらっしゃると思いますが、さすがに仕方ないですね。こういう日は1日読書でもして家でじっとしているのも一案と思います。

さて、今日のブログのテーマは

【歯周病 治療 画像】歯周病患者の歯列矯正はメンテナンスが重要です

というテーマです

多くの歯周病の患者さんはその症状の進行に伴い歯が動いてきます。どうしようもない状況になってしまうと矯正治療などとてもできる状況にはなりませんが、病気の段階によっては可能なこともあります。

過去のブログでも何度か記載しましたが、はじめての方もいらっしゃいますので、復習の意味で治療の流れを列挙しますと

1:歯周病の検査
2:歯周初期治療(ブラッシング指導、歯石除去)
3:歯周病の検査(初診時との比較)
4:歯肉縁下歯石除去
5:再評価
6:歯周外科治療
7:再評価
8:メンテナンス

といった流れです。

これらのうち、再評価した時点で矯正治療可能となった時点で矯正スタートとなります。
ですので、歯周病の患者さんがみな歯科矯正治療が可能かというとそうではありません。

一般的な歯並びの症状のみ改善する場合と比較してリスクがある分、十分な説明と同意が必要です。

さて、本日の症例はそういった患者さんの治療後10年間を振り返ってです
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

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