コラム
和型墓石の特徴と形
2013年7月1日 公開 / 2016年6月4日更新
今日は和型墓石について、もう少し詳しく書きます。
標準的な和型墓石はこちらです↓
和型墓石は上から「竿石」「上台」「中台」「芝台」の4段が基本です。上から3段が墓石の本体であり、一番下の芝台は墓石を乗せる台という位置づけになるため、墓地の形状によっては芝台が省略されることもあります。
そして、墓石の見栄えを良くするため、特別な加工を施すことができます。竿石には「香箱加工」↓
上台には「亀腹加工」↓
中台には「水垂加工」(ちょっと分かりづらいかもしれません)↓
これらの加工は、見栄えと同時に、墓石の上面に雨やほこりを溜まりにくくするという効果もあります。
普段見慣れていて、同じ形のように思っていた墓石にも、実はそれぞれ個性があるのです。
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