まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ大阪
辻村登志子

シニア世代の起業を支援する会計のプロ

辻村登志子(つじむらとしこ)

辻村会計事務所

お電話での
お問い合わせ
06-6130-8161

コラム

【IT企業】ゲームソフト販売の税務

2016年12月14日

IT企業などで行われているゲームソフトの開発・販売は、様々な課金システムが存在し、収益認識基準も課金システムごとに異なります。

その為、税務処理においても、企業の担当者などがなかなか判断し辛い傾向にあるようです。

今回のコラムでは、IT企業の担当者から相談を寄せられる、パッケージ型のゲームソフト販売と、インターネットによるゲームソフト販売の、税務処理における収益認識方法についてご説明したいと思います。

パッケージ型のゲームソフト販売の収益確認

税務処理で大切なポイントは、開発作業のどこまでを売上げとして計上出来るのかという「収益認識」をしっかり行うことです。

パッケージ型のゲームソフトは、市場販売目的のソフトウェア取引に該当します。

ゲームソフトの場合、ゲームソフトの種類、販売日、流通形態などによって収益認識の基準が異なります。

パッケージ型のゲームソフトでは、「出荷基準」または「検収基準」で認識されるのが一般的です。
出荷基準で収益認識する場合には、自社が商品を出荷した時に売上げを計上します。例えば、ゲームソフトを倉庫から出した時や、納品先の指定の場合に商品を搬入した時などで計上します。

検収基準で収益認識をする場合には、取引先が納品したゲームソフトの品質や数量などを検収して、その確認の通知を受け取った時に売上げを計上します。

尚、ゲームソフトの開発を受注制作で行っている場合には、検収基準で収益認識されるのが一般的です。

インターネットによるゲームソフト販売の収益認識

インターネットを通じてゲームソフト販売するケースは、市場販売目的のソフトウェア取引に該当します。

インターネット上のサーバーに制作したソフトウェアをアップロードし、それをユーザーがダウンロードすることで課金される仕組みです。収益認識については、手段や課金のタイミングによって異なります。

◆アプリケーションの購入による課金の場合
ユーザーがアプリをダウンロードした時点で課金され、そこで収益認識が行われます。

◆定額課金の場合
定額課金の場合は、一回限りになるアプリケーション購入による課金とは異なり、月額使用料の支払いなどにより、定期的な収益を見込めるのがメリットです。収益認識の基準については、バンダイナムコホールディングスのように会計基準を開示している企業がある為、そこで確認出来ます。

◆アイテム販売による課金の場合
アイテムの販売による課金は、運営会社のサーバーにアイテムを取得した時点の情報が記録されることで、収益が認識される仕組みです。また、オンラインゲームでは、アイテムをダウンロードして課金が完了した時点で、収益の認識が行われます。

他に、広告収入やロイヤリティ収入など、ゲームソフト販売に絡む収益認識には様々な基準が付随する為、それらの判断についてはIT企業の税務に強い税理士にご相談することをお薦めします。

この記事を書いたプロ

辻村登志子

辻村登志子(つじむらとしこ)

辻村登志子プロのその他のコンテンツ

Share

辻村登志子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
06-6130-8161

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

辻村登志子

辻村会計事務所

担当辻村登志子(つじむらとしこ)

地図・アクセス

辻村登志子のソーシャルメディア

google-plus
Google+

辻村登志子のソーシャルメディア

google-plus
Google+

辻村登志子プロのその他のコンテンツ