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越野泰明

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明(こしのやすあき) / ジュエリーデザイナー

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

コラム

真珠のネックレスをカジュアルにリフォームする方法

2015年2月6日

テーマ:ジュエリーリフォーム事例

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: ネックレス 修理

☆ 真珠のネックレスをカジュアルにリフォームする方法 ☆

こんにちわ!箕面のちいさな宝石屋 越野 泰明です。

真珠のネックレスについてよう相談・お問い合わせをいただくのが、


パールネックレスをカジュアルに


「この真珠。祖母から譲り受けたものなんですが、品質的にどうなんですか?」

こんな感じのご質問。

正直、このような質問に対する答えって窮することが多いんですよね。


真珠は年月が経つと、どうしても退色して、色目が黄色くなりがちなもの
が多いです。

一度、新しいものと並べてもらうと一目瞭然です。


もちろん上質なもので退色が進みづらいパールがあるのも事実です。


「いや~、これ品質。だいぶ落ちてますよ」

なんてなかなかいえないですよね。たとえ物質的な質が落ちてたとしても、

大切な方から譲り受けたもの。

そうそう、言えることではありません。


仮にそのようなことを私の立場の人間がお伝えすると、

きっと、その真珠はたんすの肥やしになってしまうことかと思います。


せっかく譲り受けたもの。できることなら末永く使って欲しいものです。


ただ、そのように退色したものを、たとえばお祝いの席とかに身に着けていってもいいものか・・。

もちろん色の退色度合いにもよりますが、中には目立ってしまうものあります。


本音を言えば、冠婚葬祭などのフォーマルシーンには、綺麗な真珠を身につけて欲しい。

そう思ってます。


そんな時にご提案するのは、

「カジュアルネックレスへのリフォーム」

です。


ちょっとした工夫で見違えるほどに生まれ変わるものです。



カジュアルなロングネックレス


ご覧ください。

こちら珠と珠の間にゴールドのカットされたパーツでつないでます。


パールの間にボールを

こんな感じですね。


また当然、全長が60cmを超えるほどにもなるので、

ざっくり被って使うことも可能です。


フォーマルには使いづらくても、カジュアルシーンでほんとに重宝するアイテムになりますよ!!


ご参考になれば幸いです。


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