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生まれも育ちもわかる「あがのスギ」を使う

2018年1月20日

コラムカテゴリ:住宅・建物

私たちは、快適で気持ちよく、永く愛され100年住む家を理想としています。
そのために、すべての材料に自然素材を使ってつくりたいと考えています。
勿論、徹底的な価格の透明化を図り、コスト面でも満足して頂ける家づくりです。
命を守る丈夫で長持ちをする構造と、快適な温熱環境を考慮する、自然素材の感性と性能の両立です。
「あがの家」の構造材に使う木は、天然乾燥の「あがの杉」です。
建て主さんに、その素晴らしさを知って頂きたく、木が育っている山にお連れする事にしています。
当会の林業家や製材所の人たちと顔見知りになって頂き、家づくりの喜びと感動の共有です。

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これによって、山を守る大切さと費用の必要な事も理解頂けるのではないでしょうか。
山に費用を払うというと、普通の家よりも価格が高くなると思うかもしれませんが、逆です。
直接山から木を運び込むことで、中間マージンや運送費をカット出来るのでコストは下がります(山から製材所まで最大でも、○○分。製材所から大工の加工場まで○○分)。
予算を上積みしなくても、建て主さんが普通に支払われたお金の中なら、山を育てる費用が賄える仕組みなのです。
「あがの杉」を使うことで、川上と川下の新しい関係が生まれ、「育てる人・つくる人・住む人、三方良し」のネットワークづくりです。

○ 詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

この記事を書いたプロ

武石明

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明(株式会社研創)

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