- お電話での
お問い合わせ - 095-865-6011
コラム
子どもの可能性を拡げる言葉とは
2024年3月14日
言葉は本当に難しいものです。
些細な一言が人を傷つけることもあれば、些細な一言が人を助けることもあります。
以前、保護者の方々への育児講演会でお話したことがあるんですが、ちょっとした工夫だけで言葉の印象は
180度
変わります。 今日はそれをお伝えしますね。
1つの言葉を引用します。
「がんばる」です。 この言葉に2つの文末を付けます。
①がんばりな
さい
②がんばってる
ね
もちろん伝えようとする心情が異なるので、一概には言えませんが、「さい」と「ね」又は「か」を使い分けるだけで印象は変わります。
行きなさい! 行こうか! 行こうね!
食べなさい! 食べようか! 食べようね!
早くしなさい! 早くしようか! はやくしようね!
片づけなさい! 片づけようか! 片づけようね!
どのタイプも、「してほしい」という思いは同じはずです。
語尾をどのような文末表現で終わるかで、受け取り方が変わり「じゃあ、しよう」と思ってくれるのであれば、「か」「ね」を使ったほうが絶対にいいです。
そしてそれは相手だけでなく、言う側の表情や言葉から伝わる心情にも影響します。
「食べなさい」という表情と・・・・
「食べようか」という表情・・・
単純に笑っているのはどちらでしょうか? 相手の気持ちを理解しようとするのはどちらでしょうか?
昔から言葉は、言霊と言われます。 言葉を使うのではなく、言葉を遣うことに意識を向けたいですね。
それはあなたにも、それを聞く相手にもいいことであるということだけは忘れないでほしいと願います。
関連するコラム
- 子どもたちの未来を守る ~親である時間~ 2023-04-12
- 人としての魅力の高め方 2023-05-22
- 子どもがやるべきこと ~失敗~ 2023-09-08
- 明日に希望を! 9月1日 2023-08-31
- 幸せの見つけ方 2023-12-22
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
松尾肇浩プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。