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コラム
2022年度からの『お金の授業』に向けて
2021年9月9日
授業の変化
2022年度から「学習指導要領」の改定に伴い、高校の授業が変化する・・
皆さんそれぞれに、高等学校で「お金の授業が始まる」...という予定をニュース/報道でご存知の方も多いと思われます。
※ コロナ禍の中、今後~将来を断定できる情報発信でないことを前提とします。
・大枠での概要は、高等学校の【家庭科の授業で《金融教育》が導入される】
⇒『預貯金 ; 投資信託 ; 株式 ; 債券 ; 民間の保険などの、基本的な特徴を学ぶこと』とされています。
※【金融リテラシー】という言葉に通じます・・・
=リテラシーとは『読み解く力』~即ち
→お金やお金の流れに関する知識や情報を正しく理解し、判断できる力を育む
→家計管理・貯金・資産運用・保険加入・金利・住宅ローンなどとの関わりを学ぶと解されます。
高校家庭科で「投資信託」 22年4月から授業 日本経済新聞
金融経済教育について 金融庁
皆さんどのように感じられますか?...
この背景としては②点
①・実情、日本国内教育として「やや?遅れている」と海外各国から揶揄される金融教育の現実
②・2022年度から「成人年齢か18歳に引き下げ」られることによる《自己責任》が伴う人生~保護者の同意なしに安易におこなう契約など『立ち止まり、考え自分で判断~行動する』という能力向上へ・・
とのコンセプトが込められているようです。
民法(成年年齢関係)改正 Q&A 法務省
- 『お金にこだわるのはよくない...』
- 『子供の前で、お金の話しはちょっとねぇ...』
- 『ムダ遣いをしない!』
- 『たまされない!』
という《道徳心》的な親心と《消費者目線》の思惑も、決して間違いではないでしょう・・。
ただ、子供達への『お金のことで悩まず、苦労しないように』思いを託し未来への豊かな人生設計のためには『親としても、必要不可欠』な知識となることでしょう。
アメリカ・イギリス・日本の金融リテラシーの違い
筆者自身のホームページより転載(日本国内事情が変化していく見込みです)
米国では、1960年代より小学生時代から消費者教育の中で《小切手》《クレジット》《投資》について学び大学卒業~社会人一年目から09割以上の若者が【米版確定拠出年金401K】へ加入という実情
→日本へ導入され【iDeCo】や【DC】として、現在ようやく普及。
英国でも同様に、親から子供へ学校や家庭内での金融リテラシーについて熱心に『共に学ぶ』姿勢が根強く浸透しているようで~【英版ISA】の準備
→日本へ導入され、日本の“N”が付いて【NISA】や【つみたてNISA】として普及...という状況です。
教育費が高い国に,学ぶべき方法とは? 筆者HPより転載
小中学校でも、既に始まっている?
【英語】・【プログラミング】に加えて『金銭管理』『消費者の役割』などが盛り込まれた学習指導要領は、小学校で→2020年度から~中学校では→2021年度から既にスタートしている現状です。
今後も、オンライン授業が主流となっていくんでしょうか?...
金融教育の変化によって、学校の教職員の方々も『金融を学ぶ』必要性があり この点について『金融庁の全面バックアップ体制』が進められるようです。
先生方を対象としたイベントの開催によって、iDeCo・つみたてNISA・税制優遇制度を含めた『長期・分散・積立』投資の効果などを共有されるようです。
一歳でも若いうちからの、 中~長期の投資方法とは? 筆者HPより転載
大事な点として
【金融教育】=『お金をもうけること』→×ではない・・ということです。
『投資』・『運用』という言葉に過剰なアレルギー反応を持つ「日本人の古来からの考え方」も、少しずつでも変化してくるといいですね。
・お父さんとお母さんが、働く意義?
・労働の対価≒報酬/お給料とは?
・1,000円稼ぐために、働く時間は?
・お金を育て、貯え~増やすとは?
・理想の人生設計とは?
子供達から質問されたとき、理解できるよう わかりやすく伝えることができますか?
学校で、金融教育が本格化していくとすると『家庭内での素朴な疑問』をなげかけてくる...親として、考えるきっかけとも言えます。
金融教育は、お金や金融の様々な働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に行動できる態度を養う教育である。
[[暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識情報サイト 知るポルトより一部引用https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/program/program01/program101.html]]
まとめ
それぞれのご家庭での、お子さま達への未来に向けた情報提供になれば幸いです。
[[これから子育て世代の、パパとママへ 筆者HPより転載
https://www.hide-seikatu.jp/15698367646493]]
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