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コラム
経験と数値
2016年7月27日 公開 / 2016年8月7日更新
日本の気候風土は、四季を含め北は北海道から南は沖縄まで地域で様々な表情を見せます。
宮崎県で見ても、高千穂・五ヶ瀬のような冬場雪に囲まれて底冷えのする地域もあれば南部平野部のように夏の太陽が暑く湿度の高い地域もあります。
日本はほとんどが温帯湿潤気候に属しますが、南九州は他地域よりも夏場の陽射し・降水量共に多い地域です。
そのような気候の宮崎では、昔から住まいの庇・軒は深くつくられてきました。
夏場の太陽の陽射しの侵入を防ぐことと、雨による外壁の劣化を防ぐこと、そして涼しい風を採り入れるためと言われています。
ここ数年、窓の性能は随分と良くなりました。
ペアガラス・トリプルガラス・樹脂枠・木枠・low-eなど様々な工夫で住まいの温熱環境を変えています。
この様な現代の高性能なサッシと昔からの軒庇をうまく合わせることで夏場の過ごし方、冬場の過ごし方が快適な生活になります。
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