タバコが長引く痛みを増やす理由とは？！

2015年5月21日

テーマ：本

コラムカテゴリ：医療・病院

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長引く痛みの原因は血管が9割（奥野祐次）という本を読みました。その７

・モヤモヤ血管ができる原因の一つに「関節への繰り返しの刺激」があります。

その原因としては普段、「モヤモヤ血管ができやすい姿勢」をとっていることが挙げられます。

ですから、モヤモヤ血管を減らすためには、普段の姿勢を変えることが大切です。

・　一日15分の運動をした人は、運動をしていない人に比べて死亡リスクが14％下がり、平均寿命が3年延びると報告されている。

・結論から言うと、タバコは長引く痛みを増やす。

では禁煙したらすぐに痛みが改善するのでしょうか？

長年タバコを吸ってきた人が禁煙しても、痛みがすぐに治るわけではない。

タバコの血管壁への作用は年数で決まる。

すなわち今吸っているかどうかよりも、今までどれだけの期間吸ってきたかということにかかっています。

・タバコを「吸ったことがない」という人は最も腰痛の発生率が低く、「毎日吸う」という人の発生率が一番高いことが分かります。

ここまでは予想できます。

ところが、注目するべきは、「過去に吸っていた」という人たちです。

彼らは禁煙に成功しているわけですが、腰痛の発生頻度は高いです。

この研究では喫煙の年数も調べていますが、現在吸っているかどうかよりも「過去に何年間喫煙してきたか」の方が、長引く痛みと関係しているのです。

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