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堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

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コラム

消毒薬は人間の細胞のたんぱく質にどう作用するのか?

2014年2月28日

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コラムカテゴリ:医療・病院

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傷はぜったい消毒するな(夏井睦)という本を読みました。その4

・タンパク質は人間の細胞にもあるわけだが、消毒薬は人間にはどう作用するのだろうか。

実は、消毒薬は人間の細胞膜タンパク質を変性し、人間の細胞膜を破壊するのだ。

なぜかというと、消毒薬には人間の細胞膜タンパク質と細菌の細胞膜タンパクの区別がつかないからだ。

というよりも人間のタンパク質だろうが細菌のタンパク質だろうが、タンパク質とみるとそれに結合しては破壊しようとするのが消毒薬なのだ。

・それでは、人間の細胞膜タンパクと細菌の細胞膜タンパクでは、消毒薬が攻撃しやすいのはどちらかといえば、なんとそれは、人間の細胞膜タンパクなのだ。

なぜなら、消毒薬が最近の細胞膜タンパクに到達するためには、細胞壁という障壁を通過する必要があるが、人間の細胞には細胞壁はないからだ。

・消毒薬で死なない人体細胞はない。

要するに、細菌は殺せなくても人間の細胞だけは確実に殺せる薬剤、それが消毒薬だ。

・傷口に細菌がいても化膿しているわけではない。

細菌の存在と傷の化膿は同じではない。

両者は本来切り離して考えるべきだということだ。

いくら大量の細菌がいようとも痛みも腫れもなければそれは炎症を起こしていないし、炎症がないということは化膿していないということなのだ。

・問題がにすべきは痛みや腫れといいう炎症症状があるかどうかだけなのだ。

傷口にいくら細菌がいても痛みがないのであれば、その細菌は人間に悪影響を与えていないわけで、人間と細菌はバランスが取れた関係を維持していることを示す。

バランスが取れているのだから、わざわざバランスを崩すのは意味がない。



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