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堀克昌

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堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

堀歯科医院

コラム

歯医者での奥歯の治療が苦痛な理由

2012年5月30日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:医療・病院


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歯医者での奥歯の治療をする際には、歯科医師に口を大きく開けるように言われたことはないだろうか?

今日のコラムでは、そもそも、口を大きく開け続けていることができない理由について、ご説明したい。

******

末梢性疲労の原因としては、まず開口筋自体の疲労がある。

開口には舌骨上筋群と舌骨下筋群が関わるが、ここでは主体的に働く顎二腹筋について述べる。

この筋は前腹、後腹ともに速筋線維(タイプⅡ線維)が多く、(ヒトでは60~70%)、しかもその約半分は疲労しやすいタイプⅡB線維である。

このタイプの筋線維は、すばやく開閉口を繰り返す咀嚼運動のような動作には適しているが、口をあけ続けるような持続的な筋収縮では疲労しやすい。

一方、大きく口を開け続けていると閉口筋もまた疲れる。

ことにこめかみが疲れやすい。

これは下顎の位置の調節に主体的に働く側頭筋が、口を開けた状態で下顎をその位置で維持しようとして活動を続けるためである。

(参考文献)
PO Eriksson, A Eriksson, M Ringqvist, LE Thornell: Histochemical fibre compositon of the human digastrics muscle. Archs oral Biol, 27: 207-215,1982.

JA Korfage, YT Schueler, P Brugman, TM Van Eijden: Differences in myosin heavy-chain composion between muscles. Arch Oral Biol, 46:821-827,2001.




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