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江川伸二

教育相談のプロ

江川伸二(えがわしんじ)

株式会社京進

コラム

忘却を防ぐには

2011年6月13日

前回のコラムで、「塾で習った事を忘れてしまう」という
お悩みを紹介させていただきました。
本日は、具体的な忘却防止についてお話したいと思います。

100%完全に忘却を阻止することはできません。
しかし工夫によって、かなりの部分の忘却を防止する方法はあります。

1つは「復習する」ことです。
先ほどの同じ本を3冊買ってしまった同僚は、さすがに「これではいけない」と思い、
読んだ本の内容を、簡潔にノートにまとめるようにしたら、それ以降は、同じ本を買ってしまうという失態は皆無になったそうです。

実際、先ほどのエビングハウスの忘却曲線の話でも
学んでからその日のうちにさっと復習して忘却を食い止め、翌日に2度目の復習をしておくと、忘却率は全く違ってくると言います。
科学的に「復習」の効果を実証している訳ですね。

ただ、なかなか多くの内容を復習する時間がないのであれば、もっと簡単な方法があります。

それは、「学んだ内容を他人に話すこと」です。
授業や研修で学んだことについて
「いつか何かに役立つだろう」と思って聞くより「よし次の会議で使ってやろう!」とか
「友達にに授業内容を話してやろう」と思って聞く方が忘れにくいらしく、実際、他人に話をすることで、確実に記憶が強化されてきます。


これらの原理を応用してみましょう。

お子様が、塾から帰ってこられたら、「今日は塾でどんな事を習ったの?」と聞いてあげ
てください。
お子様が説明を始めたら、お子様の説明に興味を持って、聞いてあげてください。
「へー。難しいこと、やってるんだ・・・」などと言ってあげれば、お子様はきっと、
得意になって説明を続ける事でしょう。

これをくり返していけば、まず、お子様が授業を聞くときに、「あとでお母さん(または
お父さん)に説明しよう!」と思って聞くようになります。
次に、塾から帰って、お母様やお父様に説明すると、知識が更に強化され定着しやすくなり
ます。

ここで気をつけて頂きたい事があります。
お子様は、初めからすらすら説明できるわけではない、という事です。
最初は、たどたどしい説明になるかもしれません。
その時に、短気を起こさず、辛抱強く聞いてあげて欲しいと思います。
お子様が説明が進まなくなったときは、何気なく助け舟を出してあげてください。

お子様に説明させて、それを聞いてあげることを、1ヶ月、2ヶ月、辛抱強く続けていただけ
れば、必ず、記憶が強化されてきます。
お子様が、家に帰って、習った内容を説明する事を『楽しみ』になれば、しめたもの!
つまり、『お子様が先生役』を演じられるようにしてあげれば
自然と記憶力も高まり、成績も上昇してくると思います。

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