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小山真梨

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨(こやままり) / 音楽家

小山真梨音楽教室

コラム

ピアノが弾ける保育士の方が強みがある!

2018年7月14日

テーマ:保育士を目指す人のピアノ講座

コラムカテゴリ:趣味

保育士になりたいけれど、ピアノが全く弾けない。

「子どもが好きで、将来子どもの成長に関われる保育士になりたい。」
と夢見る方も多いと思います。

でも、その時によく聞くのが「ピアノの壁」なのですよね。

「ピアノ 弾けない 保育士」というワードで検索される事が多いのか、「ピアノが弾けなくても保育士になれます!」という内容を書いているサイトも数多く存在しています。

保育士を目指すと決めて勉強をし始めた時にピアノが弾けないのはいいと思いますが、実際に保育士になった時に本当にピアノが弾けなくても全く困らないのでしょうか?

保育の現場で、ピアノはかなり使われています


朝は、「はじまりのうた」のお歌から一日が始まり、帰りの時は「さようなら」のお歌で終わるという現場が多いようです。

そのお歌の時、先生は歌いながらピアノを弾いています。

さて、この時、先生の目線は??
ピアノ?それとも、子ども達のほう?

子どもたちからなるべく目を離さないのは、保育の現場での先生に求められる事の1つですよね。
子どもの安全を考えると、お歌の時も歌いながらピアノを弾き、目線は子どもたちのほうが理想です。

あと、子どもたちは音楽が大好きです。
歌うことはもちろん、楽器を叩くのも大好き。

「せんせ〜!○○の歌弾いて〜!」と、好きな番組のオープニング曲や、大好きなこどものうたなんかをお願いしてくる子どもさんもいます。

保育の現場では、ピアノを弾ける方がおトク


一日中、元気な子どもたちと動き回らなければいけない保育士の仕事は、時に大変です。

そんな時、ピアノが弾ける事で、

・お歌の時に、苦手なピアノのフォローのために大きな声で歌う必要がなくなり、
・大きな声で子どもたちに並ぶ指示を出したり、
・雨の日でお外で遊べてない日は、ピアノの演奏を使ってリトミックをして室内でも頭と体を使った活動をしっかりさせてあげられる

などなど、それ以外にも沢山の利点があります。

やはり、ピアノが弾ける保育士を目指す方が何かといい事が多いです。

ピアノの勉強は、いつがベスト?


夢だった保育士になり、さぁ頑張るぞ!!
ただ、現場でやっぱりピアノが思っていたよりも必要だった、、、
頑張って練習しなければ!!

で、練習しようと思っても、日中の保育の疲れ、保育に使ったりお教室を飾ったりするための造形にも時間がとられる、、、

そうなってしまうと、ピアノの練習時間を確保する事は厳しいですよね。

なので、保育士になるための勉強をしている期間に、しっかりピアノのスキルも身につけておくのがベストです。

また、楽譜通りに弾ける力も必要ですが、
・臨機応変にお歌の伴奏を左手で入れられるスキル
・絵本に合わせてピアノで雰囲気を出してあげられたりの、ニュアンス表現ができるスキル
・普段の保育の活動の中でピアノの音に反応して子どもたちが並ぶなどできる、即興スキル
などを身につけておくと、とても現場で働き始めた時にラクになります。

文章で書き出すと、「とても大変そうで難しいのではないの?」と思われるかもしれませんが、コツさえ身につければいがいと簡単です!

楽譜通りに弾く方が、実は難しかったりしますよ!

やはり、ピアノが弾ける保育士の方が、現場での強みが多いです。

守里会看護福祉専門学校講師として、保育科の生徒さんに日々伝えている事を部分的にここで紹介させていただきます

保育士を目指し、ピアノで悩んでいる方は参考にされくださいね!

この記事を書いたプロ

小山真梨

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨(小山真梨音楽教室)

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