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コラム
自分のタイプを見極めて、無駄なくピアノの練習に取り組みましょう
2018年9月29日
あなたはどんなタイプですか?
ピアノの練習をしている生徒さんを見ていてよく、
「自分のタイプの特性をしっかり見極め、上手く活用できていないな」
と感じます。
特性をしっかり理解して取り組むということは、
「その特性が故にマイナスになっている部分をどういった心がけで克服して、そのうえで長所をしっかり活用して伸ばせるか」
なのですね。
どんなに足の速い子でも、サイズの合っていない靴を履いて走ったり、障害物などがあると、力を発揮しきれませんよね!
まずは、2つのタイプに分けましょう
これは、先日音楽の授業を担当させていただいている守里会看護福祉専門学校保育科1年生の、ピアノの第1回目の授業でお伝えした内容です。
ボートに記載されていることは、私が話した内容の一部をピックアップしたものなのですが、
まずは、「直感タイプ」か「コツコツタイプ」どちらが自分に当てはまるかを考えてみましょう。
両タイプバランスよく持っている子もいますが、それは今までの経験でうまく抑止と発動のバランスを身につけてきた子です。
この2つから、まだまだ枝分かれして細かなタイプがありますが、2つで今はじゅうぶんだと思います。
注意してほしいのは、この、「タイプ」というものに関しての捉え方です。
今現在、これまでの育った環境や経験で「考え方・思考」がこういったタイプになっているということなのです。
なので、「自分はこんな考え方しかできないのだ」と決めつけないでくださいね^^
今までの経験上、こういった思考タイプに構築されてきたのだなと客観的にとらえてください。
今の思考タイプが
「直感タイプ」のほうが強いかなと感じる人は、ひらめきが音楽にのっているので、勢いのある演奏をできる子が多いです。
ただし、勢いで弾いてしまう癖があるので、頭の中で整理しきる前にピアノの音を鳴らしてしまっていることが多いです。
また、気づいたらすっごい速くなってしまっていることもあります。
文章で表現すると、なんだかすごく滑稽で笑えてしまう現象ですが・・・このタイプ、ものすごっく多いです(笑)
私も、こっちのタイプですので、この練習法に気づくまでは、ピアノでミスする癖が抜けませんでした。
また、弾き込めば弾き込むほど、「音が変わっていて勝手に編曲してませんか?」という状態になりやすいです。
「コツコツタイプ」のほうが強いなと感じる人は、一つ一つの音がしっかりとれているし、弾き込んでも音が間違いだしてしまうということが少ないです。
ただし、1音1音にフォーカスしすぎて、拍や拍子・フレーズなど、演奏するにあたって常に大きく客観的にとらえていないといけないもの空意識が遠のいている傾向にあります。
なので、とにかく弾き込んでもテンポが上がらない、音楽に息吹を感じられない状態になりやすくなるなと感じます。
それぞれのタイプには、ピアノを弾くにあたっていいい作用をもたらすこともあるのですが、マイナスと作用してしまう特徴もあるのですね。
自分のタイプをしっかり見極め、マイナスに対してどういうアプローチで対処した練習をすれば、無駄なくピアノの練習ができるか工夫されてくださいね!
この日の専門学校の授業では、このタイプ分析をしたのちピアノの練習をしましたところ…
ピアノ経験がない子がほとんどのクラスですが、バイエル55番を全員最後まで音取りしっかりできていましたよ^^
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