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伊藤宏樹

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伊藤宏樹(いとうひろき) / 薬剤師

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コラム

自己免疫疾患は漢方薬で正常な免疫バランスにしませんか?//漢方専門福の樹薬局

2022年7月20日 公開 / 2023年9月9日更新

テーマ:漢方相談

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 漢方薬 効果

いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます。
石川県白山市の漢方専門 福の樹薬局 薬剤師の伊藤です。

自己免疫疾患ってご存知でしょうか?
有名な疾患には
・リウマチ
・甲状腺機能異常(バセドウ病、橋本病)
・全身性エリテマトーデス
・潰瘍性大腸炎、クローン病
・全身性強皮症
などが挙げられます

どういう病気かというと、
本来は、体内に入り込む「細菌」「ウイルス」などを排除するために働いてくれる「免疫細胞」が、暴走して自身のカラダの正常な細胞を攻撃することで炎症を生じる病気です。
これが関節で起これば関節リウマチですし、甲状腺で起きれば甲状腺機能異常になりますし、大腸でおこれば潰瘍性大腸炎やクローン病と病名が異なるんですね

つまり、細胞レベルで言うならば起こっていることは同じでどこで起きているかで症状が異なるということです。

一般的な治療(西洋医学)としては、免疫抑制剤やステロイド剤、抗炎症剤や生物学的製剤を使用して炎症を止める治療を行うわけですが問題点は暴走した免疫を正常にするための治療がなされていないということがあります

東洋医学を用いて免疫バランスを正常に導く!

そもそもなぜ免疫力が暴走して自身を攻撃して炎症を引き起こすのでしょうか?
まだまだ未解明なこともあると思うのですが、腸の炎症(リーキーガット症候群)が引き起こしているということが云われています。

 リーキーガット症候群とは、「腸漏れ」とも言われていて腸粘膜が炎症を起こすことで小さい栄養しか通れないフィルター上の腸粘膜を大きな分子(バクテリアやウイルス、エンドトキシンや未分解の栄養)が通過して血液中に入り込むことです。
 これによって体内に入るべきでない大きな分子を外敵と判断した「免疫細胞」は攻撃を仕掛けてきます。これが、「炎症反応」です。この「炎症反応」がどこで引き起こされるかで病名や症状が異なるわけなんですね



 漢方薬には、腸の炎症や免疫細胞の暴走を正常化するように導くことで症状だけでなく病気事自体を改善するように導くことも可能です。服用してすぐに治るということはありませんが、数ヵ月~数年継続(個人差があります)することで漢方薬を卒業しても症状が現れない(寛解状態)ことも可能です。そのためには食事管理や栄養管理も大切になりますが、免疫を抑える薬を続けるだけよりもカラダにやさしいと思います

 一般的な治療との併用も大丈夫ですのでご相談下さいね

 漢方専門福の樹薬局では、体質と症状を伺ったうえで適切な処方選びを心がけています。
また、自己免疫疾患以外にも代謝系・ホルモンバランス系・自律神経系のトラブルなどの漢方薬をご用意することができますので自分にあった漢方薬で根本から見直していきたい!という方はお気軽にご相談くださいね!
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