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伊藤宏樹

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伊藤宏樹(いとうひろき) / 薬剤師

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コラム

繰り返す膀胱炎は抗菌薬ではなく漢方薬がおすすめ//石川県漢方専門薬局

2022年12月5日 公開 / 2023年9月1日更新

テーマ:漢方相談

コラムカテゴリ:美容・健康

いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ 「漢方専門福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です

皆さんは膀胱炎になったことがありますか?
膀胱炎といえば、蒸し暑い夏前後に発症する方が多いのですが、
実は、寒くなってきても膀胱炎を発症する方がみえます

膀胱炎になると、泌尿器科、内科、婦人科を受診する方が多いと思いますが
病院で「抗菌薬」を処方されて「水分補給をしっかりして」と指導されて経過を見ていくことが多いと思います
しかし、抗菌薬を服用しても一向に症状が良くならなかったり治ったと思ってもすぐに症状がぶり返すような膀胱炎があります。
細菌が原因ではなく、慢性的に膀胱炎が起こることを「非細菌性慢性膀胱炎」といいます

症状としては
①頻尿:1時間~2時間ごとの排尿。多い患者は1日30回以上トイレに行く
②残尿感:排尿直後に尿を出したりない感じ
③尿意頻拍:常に尿意がある
④排尿痛:排尿の終末時・直後に尿道から奥にかけて痛みが走る
⑤下腹部痛:恥骨部を中心として重い痛みや激痛が走る
⑥外陰部痛:陰部から肛門にかけて重い痛みやキリで突き刺されたような痛み
⑦腰痛・背部痛:腰から背部にかけて重い痛みがある
⑧下肢の不快感:大腿部(太もも)の内側や足の裏に痛みやしびれ感がある
(Wikipediaより引用抜粋)
と多様な症状があります


非細菌性慢性膀胱炎には漢方薬を!


細菌性の場合は抗菌剤(抗生物質)がファーストチョイスですが、非細菌性慢性膀胱炎には漢方薬が有効です
そもそも、非細菌性の場合は膀胱の粘膜の異常であることが問題で、
①年齢によるもの(ホルモンバランスの乱れ)
②血流が悪く粘膜のバリア機能低下
③自己免疫の暴走
などがあります

そこで、漢方薬の出番です
年齢こそ戻せませんが、膀胱内粘膜の血流を良くしバリア機能を高めることで膀胱の働きを元気にしたり、免疫の暴走を鎮め正常にすることで炎症の起こりにくい状態にして膀胱炎症状を改善する方向へ導くことができます

とはいえ漢方薬を服用するだけでは本当の改善とは言えません・・・
非細菌性慢性膀胱炎には日頃の食事管理がとっても大切!!
詳しい話は、漢方薬を処方した際にアドバイスさせていただきますね!

 漢方専門福の樹薬局では、体質と症状を伺ったうえで適切な処方選びを心がけています。
また、膀胱炎症状以外にも免疫系・代謝系・ホルモンバランス系・自律神経系のトラブルなどの漢方薬をご用意することができますので自分にあった漢方薬で根本から見直していきたい!という方はお気軽にご相談くださいね!
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