コラム
七月
2012年7月2日
毎年この月になると、誕生日月なこともあってか、
今までの反省と、今後の抱負などを ちょっと謙虚にあれこれ思う。
最近よく考えているのは、
「介護とは?」、「のぞむ暮らしとは?」ということ。
ともべぇの基本コンセプトは、
「在宅生活の快適・便利のサポート・・・」である。
この「快適」や「便利」を、“求めない”という人が、けっこういる
・・・・どころか、多数派だったりするのだ。
そのことに、最初は驚き、とまどいながら、
最近では、“求めない”ことをいかに尊重して、
“暮らし”をサポートするか・・・も、なんか考えられるようになってきた。
(もちろん、無理や無茶にならないように・・・は、確保しつつ)
そもそも介護に正解はないし、人それぞれ違うのだから
何を今さら・・・ということではあるけれど。
なんというか、自分のやっていることに、
「信念」や、「確信」を持つことは“こわい”と、思う。
“こわい”というより、“危険”かな・・・
自分の方法が「正しい」という確信を持つと、
どんなに冷静に客観視できると思っても、目が眩む。
特に一人でやっていると、そうなる。
この仕事は、あくまで、相手が“主”であるので、
「あなたにとって どうなのか」が全ての基準になる。
この当たり前のことを、忘れないように、
ホントに、謙虚に目の前の人に向き合えるように、
立ち止まって、また歩いて行く。
七月のスタート。
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