輸入貨物は大混乱　Ⅲ

2022年5月12日

テーマ：海外調達

コラムカテゴリ：ビジネス

コラムキーワード：並行輸入品

今回は、部品サンプルを上海から輸入します。
　便は部品メーカーにお任せしたところFedExになりました。

Ⅲ　5月11日時点の状況

　　　メーカー工場　→　上海　→　関空　→　弊社　4日　でした。

　　上海はロックアウト中と言われていますが、日本への輸入便は普通に動いています。
　　一方中国への輸出便は、

　　　地元政府から空港内で7日間の隔離するよう義務付けられており、
　　　　最短でも10日要しています。

これまでのおさらい
電子部品をストアで調達したところ、、、
　通常のDHLなら　　メーカー倉庫 → 香港 → 関空 → 弊社　　約3日　　が、

Ⅱ　5月1日時点の状況

　　　メーカー倉庫 → 広州 → 仁川 → 香港 → 関空 → 弊社　　6日

Ⅰ　4月20日時点の状況

　　　メーカー倉庫 → 広州 → 成田 → 仁川 → 香港 → 関空 → 弊社　　11日　でした。

ちなみにその間にも定期的にソウルから輸入する部品があるのですが、
　　こちらはCOVID-19以前は、　　　仁川 → 関空　で　3日でしたが、
　　いまは
　　　　　　　　　　　　　DHL　　仁川 → 香港 → 関空 → 弊社
　　　　　　　　　　　　　FedEx　仁川 → 広州 → 関空 → 弊社　　　で4日かかっています。
　　なお日本からソウルへ送る際は、
　　　弊社 → 関空 → 仁川　で変わることなく固定です。

この記事を書いたプロ

部品調達、生産改善の両面からモノづくり企業を支えるプロ

清水正樹（株式会社ロアゾー・ブラウ）

090-6904-7895