コラム
大型家具を処分する方法と業者に依頼する際の注意点
2016年10月25日
大型家具を処分する際には、自治体、不用品回収業者、リサイクルショップ、引っ越し業者に依頼する方法があります。
自治体の場合は処分費用が安い、不用品回収業者の場合は回収してもらえる日時について融通が効き、自宅に直接回収に来てくれるメリットがあります。
リサイクルショップの場合、他の方法に比べ家具を買い取ってもらえる可能性があり、引っ越し業者の場合、引っ越し当日に回収が完了してしまい手間がかからないメリットがあります。
見積もりで提示した金額に追加費用を上乗せしてくる不用品回収業者もいますので、事前に大型家具のサイズ、個数を詳細に伝え、見積をしっかり提示してもらい「追加費用があるのかないのか」といったことを確認し、処分にかかる費用を聞きだすことが重要です。
廃棄処分する際に大型家具に当てはまるもの
現在、新築で建設される住宅の中には、クローゼットや納戸など、収納スペースが備え付けられている住宅が数多くあります。
このような住宅に引っ越す場合に、それまで使用していたタンスなどが不要になってしまい、廃棄処分を考える方もいます。
廃棄処分する際にまず考えていただきたいのが、その家具が大型家具に当てはまるかどうかです。
大型家具と言っても、どのようなサイズのものが当てはまるのか、イメージできないと思います。
一般的には、大型のコタツをはじめ、ダイニングテーブルセット、ソファ、ベッド、食器棚、学習机、タンスといったものが大型家具当てはまります。
ご存じとは思いますが、大型家具は一般のゴミと同じような方法では処分ができない場合があります。
自治体や不用品回収業者に依頼して大型家具を廃棄処分
大型家具を、粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法があります。
各自治体には、粗大ゴミを回収する際のルールがありますので、自治体のホームページを閲覧したり、自治体に電話したりするとルールがわかります。
自治体が行なう一般的な粗大ゴミの回収は、コンビニなどでゴミ処理券を購入し、必要事項を記入し粗大ゴミに貼り付け、指定された場所、日時に運搬します。
また、大型ゴミ収集センターに直接持ち込んで処理してもらえる場合もありますので、自治体の指示に従いましょう。
自治体に回収してもらう際に、指定された日時に運搬が遅れ回収してもらえないかもしれないという心配から、指定日の前日に運んでしまうことがありますが、盗難や放火の原因になる可能性がありますので、必ず指定された場所、日時に運搬するようにしてください。
最近、不用品回収業者に依頼して大型家具を回収してもらうケースも増えました。不用品回収業者の広告やホームページを見ると、回収についての詳細がわかります。
回収依頼する前に、まず大型家具のサイズ、個数などを不用品回収業者にメールや電話などで伝え見、積もりを提示してもらうのが一般的です。
見積もりに納得したら回収してもらう日時を決めて、回収を依頼します。
リサイクルショップや引っ越し業者に依頼して大型家具を廃棄処分
コンディションが良い家具や高級な大型家具は、リサイクルショップに依頼して買い取ってもらう方法があります。
場合によっては、リサイクルショップのスタッフが自宅まで来てくれて、査定し買い取りOKになったら回収してもらえることがあります。
家具のコンディションによりますが、定価の1割から2割の査定額になることが多いようです。
ただ、全ての家具が買い取ってもらえる訳ではありません。お金を支払わなければならない自治体や不用品回収業者に対して、リサイクルショップの場合、買い取ってもらえる可能性があります。
引っ越しの際に、引っ越し業者に依頼して大型家具を処分してももらう方法もあります。
ただ、処分費用は引っ越し業者の言い値になってしまうことが多いので、事前に大型家具のサイズや個数を伝え、費用を確認しておくことが重要です。
大型家具を廃棄する際の各手段のメリット
大型家具を粗大ゴミとして自治体に回収してもらうメリットは、処分費用が安く、安心感があることです。
自治体のルールを厳守すれば、追加の処分費用は請求されませんし、確実に処分してもらえます。
不用品回収業者に依頼して大型家具を回収してもらうメリットは、回収してもらえる日時について融通が効くことと、自宅に直接回収に来てくれることです。
リサイクルショップに依頼して買い取ってもらうメリットは、他の方法に比べ、コンディションが良ければ買い取りしてもらえることです。
引っ越し業者に依頼して大型家具を処分してももらうメリットは、見積もりなどが終われば、引っ越し当日に回収が完了してしまい手間がかからないことです。
回収業者に大型家具を廃棄依頼する際の注意点
不用品回収業者に大型家具を廃棄依頼する際によくトラブルになるのが、追加費用の請求です。
わずかではありますが、いろんな理由をつけて、見積もりで提示された金額に追加費用を上乗せしてくる不用品回収業者が存在します。
このような業者には、事前に大型家具のサイズ、個数を詳細に伝え、見積書をしっかり提示してもらい、追加費用が発生するかどうかを確認し、費用をきちんと教えてもらうことが重要です。
また、回収した大型家具を不法投棄してしまう回収業者もいるので、処分費用の安さばかりではなく、信頼できる回収業者を選ぶことも重要です。
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