大きな屋根の家④~大きな屋根も同じ
以前、仕事上で付き合いのあった人(Aと表記)にこのコラムの前提条件に付いて説明したことがありました。Aさんが私に質問しました。
A「その条件は、ほかの人は知らないのですか?」
私「たぶん知りません。」
A「どうして知らないのですか?」
私「学校で習わないからでしょうか。」
A「え!学校で教えていない、なぜですか?」
Aさんに聞かれて私もなぜ教えないのか答えられませんでした。
現在は知りませんが、私は学校では習いませんでした。また、たくさんの木構造の専門書を読みましたが、書いてあったことがありません。杉山英男さんの本だけに載っていました。もちろん私が知らないだけで、書いてある本があるかもしれません。
杉山さんの本には「壁率の計算」は簡易的な計算と書かれています。④に書いたように元は1950年代に考えられた計算方法ですから、簡易的と書いていないとこの計算で大丈夫と思われたくなかったと思います。間違いを起こすと考えたのでしょう。
⑰に書いたように現代でも専門家は倒壊する家、倒壊しない家の差はわからないと言っているのですから、計算だけでOKはだめだと思います。コラム「新耐震でも倒壊の恐れ8割②」に書きましたが倒れなかった家の調査をすべきだと思います。倒れた原因を探すことばかりしていて、同じ地区に倒れた家と倒れない家があるのなら、⑲のグラフのように被害のあるなしだけでなく、耐力壁の配置状況など調査すべきだと思います。
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次回は、『耐力壁の配置について㉒~ふつうの家とは』です。
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