- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
オープン工法とクローズド工法⑧~中古住宅市場について
2019年2月1日
国は住宅を作っては壊してまた建てるいわゆるスクラップ&ビルドではなく、住宅を長期に使用するように様々な手を打っています。空き家も直して使うことなども考えているようですが、私は中古住宅市場ではオープン工法とクローズド工法とに分けるべきだと思います。
クローズド工法で建てた家は④に書いたように他で直せないのですから、その業者が仕事を続けているまでが寿命です。その業者がなくなったら数年は住めるのかもしれませんが、遅かれ早かれ解体するしかありません。
オープン工法の住宅なら手を入れていれば、使い続けることができます。寿命はいつまでという期限はありません。特に木造軸組み工法は、費用さえかけられれば耐震補強も間取り変更も可能でリフォームに適した工法です。
中古住宅に最も大事なことは、リフォームできることなのです。リフォームできない、できなくなる家を中古住宅としても販売すれば、買った人が損をするだけです。
だから、中古住宅市場ではオープン工法とクローズド工法とに分けるべきだと思います。
次回は、『オープン工法とクローズド工法⑨~住宅の履歴書について』です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------------------
関連するコラム
- 省エネ基準は検証しなくていいのか①~日本住宅史上の大転換なのに 2023-07-11
- 最近の家の作り方2⑧~床の剛性について 2024-03-19
- 最近の家の建て方(順番)について⑩~濡れたら乾かせ 2020-04-14
- 最近の家の作り方2⑩~接着剤の使用が増えた 2024-04-02
- オープン工法とクローズド工法⑩~60年保証の不思議 2019-02-08
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。