- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
高断熱の前に結露対策⑤~壁の中はどう作られている?
2021年3月16日
工事中を見ていませんので、壁がどのように作られているのかわかりません。ただ、10年で柱の位置がわかるほどですから、壁の中は下の図のようではないかと思います。
上図のように、外側から外壁材のサイディング、胴縁、透湿防水シート、柱、内壁材(おそらくプラスターボード)となっていて、耐力壁は面材ではなく、筋交いだろうと思います。
面材を使用していない判断した理由は、面材を使用していると面材が水蒸気を吸収することと、面材が柱の外側に張ってあるため10年未満では柱と壁(断熱材)の差がわからないと考えるからです。
仮に透湿性能が高い(水蒸気を通しやすい)面材を使用している家があったとしても、外からわかるには時間(10年以上)がかかると思います。
次回は、『高断熱の前に結露対策⑥~どうして結露する』です。
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------
関連するコラム
- 結露⑭~これからの住まいは内部結露との戦い 2015-12-04
- 結露⑥~水蒸気は力がある 2015-11-06
- 結露⑯~内部結露を防ぐ方法2 2015-12-11
- 結露⑬~壁の結露は大問題 2015-12-02
- 結露②~昔の日本の家 2015-10-23
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。