- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
オープン工法とクローズド工法④~クローズド工法とは
2019年1月18日
クローズド工法とは、その工法を採用している業者しか知らない工法のことです。
どのような材質の材料をどんな大きさにして組み立てているか分かりません。当然、書店に行ってもそのような限られた工法の本は売っていません。売っていないどころか、そもそも公開していません。
構造材が分からないことは困ったことです。壁は壁紙、床は化粧合板の仕上げと分かってもその下地材がどうなっているのか、構造材が分からないため全く分からない、想像もできないのです。
現代の住宅ではこのクローズド工法の家がたくさん建てられています。中でも大手ハウスメーカーの住宅は全てクローズド工法といえます。木質系のメーカーの住宅まだ想像はできますが、鉄骨系の住宅は全く想像できません。
時々建築中の大手メーカーの鉄骨住宅を見ると、見たこともない柱に見たことのない穴がたくさん開いた梁で組み立てています。メーカーが独自に作っている柱や梁材で、一般に流通している鉄骨材にはない材料なので、メーカーの人でないと全く分からないのです。
次回は、『オープン工法とクローズド工法⑤~ホームセンターで売っている材料で 』です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------------------
関連するコラム
- 基礎の高さについて⑨~現場を見て設計しているのか 2020-09-22
- 最近の家の作り方2⑨~床構造材と仕上げ材 2024-03-26
- 最近の家の作り方2⑦~熊本地震で起きた話 2024-03-05
- 省エネ基準は検証しなくていいのか②~コラム「高断熱より結露対策」と「夏型結露2」の例 2023-07-18
- オープン工法とクローズド工法⑦~クローズド工法の業者はリフォームに困らない 2019-01-29
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。